綾瀬市光綾公園 魅力あふれる「バラ庭園」 5月1日正午にオープン
綾瀬市の光綾公園(深谷上)に5月1日(木)正午、ローズガーデンが開園する。入園は無料。7700平方メートルの敷地には11の個性的な庭が広がっており、NHK「趣味の園芸」の講師の河合伸志さんが総合監修を担った。
園内に入ると綾瀬市オリジナルのバラ品種「ル・デパール・ド・アヤセ(門出を祝う花)」が並ぶように植えられている。色とりどりのバラなどが咲く11の庭園は、世界各地をテーマに構成。「間」を大切にした和風庭園も整備された。
1年延期し整備
当初は2024年5月にオープンの予定だったローズガーデン。夏の酷暑などの影響を受け、植物の生育期間を長く確保する必要があり1年延期されていた。同年11月に実施された期間限定開放では、園内の一部を公開。約5千人が来場するなど、市民から多くの関心が寄せられていた。
開園日の5月1日には、前回整備中だったウォーター・ガーデンと園全体が見渡せる高台のフラワー・ヒルも散策可能に。来園者の増加に備え、臨時の駐車スペースも設けられる。
設計者の河合さんは「バラだけでなく、脇役の植物も見所です。ローズガーデンは育っていくもの。1年後2年後、成熟し変わってゆく姿を末永く見守ってほしい」と話している。
光綾公園は市の北部中央にあり、ローズガーデンは19年度から行われている再整備工事の一環で誕生。維持管理を(株)tvkコミュニケーションズが担っている。海賊船風遊具が人気の南側園地は整備工事が行われており、今年秋以降にリニューアルオープンする予定。開園時間は5月2日以降は午前9時から午後4時30分まで。6月以降は毎週火曜休園。
(問)綾瀬市みどり公園担当【電話】0467・70・5627