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スーパー銭湯で生本マグロ食べ放題! 万葉倶楽部のマグロ解体ショーが最高すぎた

ロケットニュース24

全国展開のスーパー銭湯である万葉倶楽部。2024年2月1日に豊洲にオープンした店舗は、ニフティ温泉の「ニューオープンの温泉・スーパー銭湯ランキング2024」で1位を獲得しており、その充実度は折り紙付きと言える。

そんな万葉倶楽部で生本マグロの食べ放題が開催されていることをご存知だろうか。私(中澤)は知らなかった! フラッと横浜みなとみらいの万葉倶楽部に行ったら開催されていたから参加してみたぞ! こいつは祭じゃーーーー!!

・マグロ解体ショー

チルしに来た私のテンションが急激に上がってしまった理由は、ただの食べ放題ではなかったからだ。なんとこの生本マグロ食べ放題、マグロ解体ショー付きなのである。

すなわち、その場で捌いたマグロをそのまま食べ放題! 9月7日に横浜みなとみらいで開催された生本マグロ食べ放題は先着10名限定だったが、レストランで聞いてみたところ解体ショー開始の30分前の段階でまだ枠が余っていたので申し込みしたわけだ。ちなみに、価格は税込4500円

・MCもいる

解体ショーの開始は17時。大きいまな板の上にマグロが登場すると人だかりができた。解体ショー自体は無料で見ることができる。今回のマグロは27kgと小さめらしいのだが、それでも目の前で見ると迫力を感じた。海の中でひかれたら死ねる。

捌くのは料理長さんらしく、店員さんがMCをしていることもあって、テンション高め。店の人が楽しそうっていうのはそれだけでなんか良い

そんなパチンコのイベントみたいなノリとは裏腹に、手際はプロそのもの。大きいマグロをばっさばっさと各部位に切り分けていく。解体自体は17時に始まって9分くらいで終わった。

・風呂

食べ放題の開始は18時から。そこで18時まで館内をぶらぶらして時間を潰すことにした。

館の最上階が展望足湯になっていて、みなとみらいの景色が一望できる。ベイサイドに建っているため、景色の違いも楽しめてここだけで時間が潰せた。

ちなみに、解体ショー前に軽く風呂に入ったのだが、露天風呂は展望足湯以上に海側に突き出しているので、湾の眺めがかなり良かった。

サウナも、ハーブサウナ(84度)、スチームサウナ、超高温サウナ(104度)と3種類あって、水風呂も10度と冷え冷え。ドライサウナの部屋も湯船もきっちり広くてサ活が捗る

・食べ放題するぞ

18時になりレストランに戻ると、大きいまな板の前にお皿が用意されていた。ここで申し込み時にもらったパスを見せることで注文ができる。部位は中トロと赤身で、料理は寿司、お造り、まぐろ丼などがあるそうだ。

まずは、まぐろ丼と赤身にぎり2貫、中トロにぎり2貫を注文してみた。食べ放題じゃないメニューを確認したところ、マグロ丼は会員価格で税込2790円(一般価格3790円)、にぎり2貫は中トロが980円、赤身が780円である。

1ターンで元が取れてしまった

食べてみると、赤身も中トロもそれぞれに濃厚な旨みがあり、さすが生本マグロという感じがする。丼は小さめなことが判明したが、その割に身が厚くたくさん乗っている点は食べ放題と考えると素晴らしい仕様だ。というわけで……

祭を開催してみました。

お替りで丼2つにお造り2つ。これぞ「わんこ鮪」である。なお、「丼に中トロ入れて」と言ってみたら、半分くらい中トロを入れてくれたので丼の中身の交渉もある程度はフレキシブルな対応をしてくれるっぽい。

・店員さんに聞いた話

さすがその場で本マグロを解体しているだけある。ただし、全中トロ丼は厳しいとかはあるみたいなので、その辺はまさしくコミュニケーション。微妙に手探り感も感じた。

そこで店員さんに話を聞いてみたところ、『横浜みなとみらい万葉倶楽部』で解体ショーと生本マグロ食べ放題を開催するのは初めてらしい。「評判が良ければ来週も開催しようかなという感じです。開催は公式サイトでお知らせしてます」とのこと

その話を聞いて、お店の人が楽しそうだったことも、手探り感があったことも全部納得がいった。要するに、お店側としてもワッショーイなイベントなのである。というわけで、参加してみたい方は各万葉倶楽部の公式サイトのお知らせをチェックするべし。

気の済むまでマグロを食べた後、再び浴場へ。夜のみなとみらいに吹く穏やかな風に浸りながら、完全にととのった。至れり尽くせりな1日。こんなにのんびりしたのは久しぶりだ。

最後に、かかったお金をまとめると、入館料2950円と入湯税合わせて税込7550円である。安くつくわけではないんだけど、有意義なお金の使い方をしたような気もした。たまには気晴らししたいなあという時はちょっとオススメ。

参考リンク:万葉倶楽部
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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