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なでしこリーグ1部の静岡SSUボニータ(磐田市)が3/16にエコパで開幕戦!塩沢優主将と昨季得点王の土屋佑津季の“懸ける思い”

アットエス


サッカー女子なでしこリーグ1部の静岡SSUボニータは3月16日、エコパスタジアムで朝日インテック・ラブリッジ名古屋との開幕戦を迎えます。元なでしこジャパンエースの横山久美選手らが加わり、優勝を狙える戦力が整いました。

塩沢優主将と、昨季22ゴールを挙げて得点王に輝いた土屋佑津季選手に話を聞きました。

DF塩沢優主将「昨季の数字をすべて上回りたい」

-今年は前線に、横山選手ら素晴らしい選手が加入しました。チームのまとまり具合は。
勝利に対しての執念や熱さというのは、今まで持っていたとはいえ、多分弱かったんだなっていうのを改めて実感させられる存在なので、私がまとめるというよりは、本当にいろんな刺激をもらいながらやっているっていう感じです。

私はみんなをまとめて引っ張っていくタイプではなく、自分がこうやってるってことを見せていくようなタイプ。そこは別に変えるつもりはないですけど、今は本当に横さん(横山選手)中心に、(小池)快さんや、(杉田)めいもそうですけど、いろいろな選手がいろいろなものを持ってきてくれているので、それをみんなが吸収しています。

-横山さんは自分にも他人にも厳しそうな方ですね。
そうですね。でも本当に厳しさはありますけど、サッカーが好きという気持ちと、本当に勝ちたい、勝つためにやるんだっていうのは横さん自身が表してくれていて、チームを変えようとしてくれているのが表に出ています。ついていかなければいけないと思います。

-長い間、センターバックでコンビを組んでいた山田優衣さんが昨季限りで引退しました。
優衣と組んでいたのは長くて、何もしゃべらなくても彼女が何をしたいのかっていうのも分かる関係だったので、優衣の存在というのは大きかったです。

でも、優衣は自分の道を進むっていう決断をしたので、残っている選手と新しい選手で、またいろいろな人に『優衣とコンビが合っていた』と言われたように、同じようにならなければいけないと思っています。いろんな選手と合わせながらやってます。

-今季の目標はどこに置いていますか。
一番の目標は優勝ですけど、最低ラインとしては昨年失点も多かったし、順位も上位を目指していた中で最後にガタッと落ちてしまったところがあったので、昨年の数字をすべて上回ることを最低限達成したいです。

その上で、内容を含めていいものにしていけば、おのずと優勝という結果が最後に付いてくると思います。

-塩沢さんの職場はどちらですか。
杏林堂です。きょうも働きながら、練習をやってます。チームに5人いるんですけど、5人それぞれ違う店舗で働いています。もう8年目なので、だいぶ慣れました。店舗の異動とかもあって、朝の時間とかがちょっと変わったりしますが、好きなことをやらせてもらえる環境をつくってもらっているので本当にありがたい環境でやらせてもらっています。

FW土屋佑津季「昨季の自分を上回る」

-昨年の得点数は別格でした。覚醒したきっかけはあったのですか。
練習後の自主練習を意識してやり始めました。監督にも教えていただき、プラス練習並みに。長い時は1時間か1時間半ぐらいやっていた時もありました。

それくらい昨シーズンは結構、自主練習に力を入れたのと、本当に運が良かったなって今年に入って感じています。何してもうまくいくような感じになっていましたね。

-ボールが自分のところに来るようになったということですか。
それもそうです。チーム全体に監督が言ってくれたんで、みんなが意識してパスを出してくれるようになって、ゴールに一番近いところでもらえたり、最終的に最後シュートを打つシーンが多くなったりしたのは、チームメートのおかげだし、監督のおかげかなって思っています。

-自主練で、これをやって良かったと思うことはありますか。
相手の背中を取ること。裏を取ることです。自分のストロングであるスピードが生きるし、そこにボールを出してもらえることが増えてチャンスも増えました。

-横山さんとは縦関係となりそうですが、一緒にプレーしてみていかがですか。
昨年よりは、全部自分が足元に受けて動いて裏に抜けるとかをしなくても良くなったというか。(横山選手は)足元が上手で、自分ができないことが本当にすべてできる。正直お任せというか、昨年より自分自身、背負うものもなくなりました。

チームは完璧っていうわけではなく、これからもっと合わせていかないといけないないし、そこは面白いところでもあるかなって思います。

-どっちかというと、使われる方?
そうです。使ってもらってます。

-横山選手のことはもちろん知っていたと思いますが、実際に会ってみてどんな方でしたか。
気さくだなって思います。サッカーに関して本当に一つ一つ丁寧に教えてもらえる。今までは監督しかいなかったけど、チームメートっていう形で、アドバイスプラス指導をしていただいているのは、自分自身のサッカーのキャリアとしてもすごいためになることだなと。

-昨年のなでしこリーグ1部と2部の得点王が共演しますね。目標は。
個人的な目標は昨シーズンを上回ることですが、本当に難しいことだと思っています。まだ自分自身もコンディションが上がってないなっていうのを自覚しちゃってる時点でちょっとやばいなって危機感を感じてます。開幕までにコンディションを上げて、昨シーズンの自分を上回る。チームとしても昨シーズンを上回るプラス優勝を目指していけたらなって思います。

-名門の藤枝順心高出身ですね。
杉田(妃和)さんは自分が1年のときの3年です。自分は高2で全国優勝しました。全試合で途中交代で出た記憶があります。得点も決めているかな。

-開幕戦は。
必ず勝ちで始まりたいなって思っています。このチームは毎年、入りが遅いので。優勝目指すのであれば、最初から突っ走っていかないといけないので、本当に楽しみつつ、試合をしていきながら、強くなっていきたいなって思っています。

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