阿部顕嵐×七海ひろき×立石俊樹×福澤侑×高橋怜也×後藤大 東洋空想世界『blue egoist』が開幕
2024年11月17日(日)東京・THEATER MILANO-Zaにて東洋空想世界(オリエンタルファンタジー)『blue egoist』が開幕が開幕した。
本作では、阿部顕嵐がミュージカル初プロデュースに挑み、主演俳優としても出演。演出は松崎史也、脚本は小沢道成、音楽は和田俊輔、そして、REX(福澤 侑 Daiki 皇希)が振付を担当する。出演は、阿部顕嵐のほか、七海ひろき、立石俊樹、福澤侑、高橋怜也、後藤大。開幕を迎え、オフィシャル写真ならびにコメントが到着した。
松崎史也
■本作はこれまであえて内容を明かさずにここまできました。演出から見たこの作品の魅力は?
徹底的に内容について語ることを避けてきたので、 今現在役者たちはどこまで話していいのかと思っているでしょうし、そもそも話すことよりも、演じる・上演することで伝えるための作品としてここまできている、言葉で語ることがどうしても野暮なことではあると思っています。 ただ、それも含めてこの作品は「演劇の新しい価値を作る・広める」「劇場でしか観られないものを作る」ことを出発点としてきました。
そのために華があって・自我あって・今を旬として生きる俳優6人と 今まで自分としては最先端で共にたくさんの作品を作り上げてきた作ってきたスタッフたちと今作った演劇がこの「blue egoist」だと胸を張って言える作品ができました。
なのでとにかく劇場で観ていただきたいです。観たことないものを見れる場所がこの劇場というものなんだ、 演劇というものなんだというのを魅力としてお伝えします。
■この作品について伝えたいメッセージ
この作品は本当にそのオリジナルという言葉の通り、 ここの劇場から全てが始まる作品です。何も皆さんに届けられてる情報がないので、 観た皆さんの感想や思いが広がっていくことを切に願っています。本当に、1人でも多くの演劇を愛する人と世界を苦しみながら生きる人に届いてほしいと思っているので、皆様の声をお待ちしてます。
阿部顕嵐
■開幕に向けて今の思い
ついにお客様に観ていただけるのか、と思っています。
作品のスタートとしてが半年前から本読みも行なっていたのでかなり長い時間をかけてこの作品を作ってきました。
今日という日が待ち遠しかったですし、今日が来てしまったんだなという気持ちです。
■初のミュージカルプロデュース作品、プロデュースする上で大切にしていたことは?
僕的にはいつも通りではあるのですが、このプロデューサーという役割をいただいて、普段より多くこの作品に関わる全ての人とのコミュニケーションをとることや、自分のやりたいこと、自分の魅せたいところはブレない、という点を意識しました。みんなが迷わないように芯を持ってあり続けようと思っていました。
■この作品について伝えたいメッセージ
僕たち7人、それ以外にこの携わってくれるたくさんのスタッフさん全員で1シーン1シーン針の穴に糸を通すような繊細な作業が詰まってる作品なんです。なので、劇場に直接足を運んで観に来てくださるということは、僕たちにとって1番嬉しいですし、観終わった後にもう一度時計の針を戻して観てみたいと思えるような作品だと思うので、とにかく観ていただけると嬉しいです。
七海ひろき
■開幕に向けて今の思い
みなさんと創り上げてきたこの作品の世界観を早くお客様に観ていただきたいと思っております。
そして、お客様がこの作品を観た時にどういう感情を抱かれるのか、どういう感情が生まれてくるのかというのを楽しみにしたいと思っています。
■この作品について伝えたいメッセージ
ストーリー、演出、そしてこの6人のパフォーマンス、 セリフや歌、全てにいろんなメッセージが込められている作品です。そして、1回目に観た時と2回目に観た時と、 また気持ちと感想が変わる作品だと思うので、ぜひ何度でも「blue egoist」の世界に浸りにきてください。
立石俊樹
■開幕に向けて今の思い
前向きな気持ちでいっぱいです。一人一人が役として挑戦することが多く、一つ一つ稽古を通して本番に向けてブラッシュアップしてきました。
僕自身もそんな姿を見ていて、この世界をようやくお客様にお届けできることに幸せを感じています。
そしてこれからはじまる本番の日々がどういう日々になるのかとても楽しみで仕方がないです。
■この作品について伝えたいメッセージ
この6人で、そして素晴らしいクリエイターの皆さんと一緒にこの舞台を作り上げられたので、これから皆さんにお届けするのは本当に幸せで仕方がないです。この環境に感謝をして、最後までみんなで走り切りたいと思います。
福澤侑
■開幕に向けて今の思い
この6人で、6人しか出せないパワーを自信をもって皆様にお届けできると思うので楽しみにしてほしいと思います。
■どのようにこの作品を捉えて振付をされましたか?
史也さんの演出や小沢さんの脚本で描き出される色や見せたいものをしっかりと汲んで、 その上でこの6人でしか魅せられない・表現できない個性を爆発させてしっかりといいものをお届けできるように心がけて作りました。
■この作品について伝えたいメッセージ
人によって観終わった後に感じるものや思うことが違う舞台だと思うので、 とにかく観ていただいて、たくさんいろんな気持ちを感じてほしいと思います。
高橋怜也
■開幕に向けて今の思い
6人という僕自身も初めての少人数の演劇で、でも6人でこんなにすごいパワーを出せていると思います。
そのパワーをこれから観に来て下さるお客様に全てをぶつけてお届けしていきたいです。
観に来てくださったお客様がどういう感想を持たれるのか。
とても楽しみなので全力でパフォーマンスしていきたいと思います。
■この作品について伝えたいメッセージ
この6人でこの作品、このストーリーをやるということがすごく意味を持っていると思うので、そういったところを劇場で観て感じて、 いろんな感想を持っていただければと思います。
後藤大
■開幕に向けて今の思い
本当に芸術性の高い作品で、6人がそれぞれが違う武器で舞台上に立って表現しています。
今回、この作品を演じる上でいろんな挑戦があったのですが、この6人が持つ全てを、力でお客様にぶつけていきます。お客様それぞれ違った捉え方をして下さる作品だと思います。お客様の声を聞くのが今からとても楽しみです。
■この作品について伝えたいメッセージ
1人1人が本当に演者だけではなく、クリエイターとしてもこの作品に携わっていて、中でも今回パペットというものを初めて使わせていただくのですが、演じることは、舞台上で小道具だったり、全てのものに命を宿さなければならない仕事なので、パペットを通してまた新たな自分たちの表現ができるようにというのを心がけて演じたいと思います。
撮影=小境勝巳・佐藤 薫・高田真希子