茅ヶ崎市スポーツアンバサダー 新たに2人と協定 浜地選手と田中選手
茅ヶ崎市は5月12日に開催した定例記者会見で、スポーツ振興に関する協定を新たに2人と締結すると発表した。協定を結ぶのは共に茅ヶ崎市出身の、浜地沙羅選手(19・ライフセービング)と田中颯(はやて)選手(25・ビーチサッカー)。これにより、スポーツアンバサダーが6人になる。
同協定は、世界を舞台に活躍する市ゆかりのアスリートと市が、スポーツを通じて競技の普及振興や次世代育成、健康増進、まちの活性化や魅力発信などを目指し行われているもの。
浜地選手は西浜サーフライフセービングクラブに所属する慶應義塾大学の2年生。全日本ライフセービング選手権大会のオーシャンウーマン優勝(21年)、ボードレース優勝(22年)の実績があり、ハイパフォーマンスチーム強化指定選手に選出されている。学校向けの水辺の防災教育を研究し、ライフセービングクラブで子どもを対象に水辺教育を実施している。
今年の湘南祭で締結式を行い、会場でビーチフラッグス体験会を予定しているほか、子どもの水事故防止に向けた取り組みを検討している。
田中選手は東京ヴェルディBS(ビーチサッカー)所属。JFA全日本ビーチサッカー大会優勝(19、22、23年)、BeachSoccerトップカテゴリー強化リーグ優勝(22、23、24年)などの実績を残し、日本代表には21、22、24年に選出されている。湘南祭で子ども向けビーチサッカー大会にゲスト参加してきたほか、毎週火・木曜に子ども向け教室をサザンビーチで開催している。
今後は、教室の拡大や、大会の開催などを検討していくという。6月に市長応接室で協定を締結する予定。
道の駅壁面で紹介
2023年度に始まり、今まで佐藤水菜選手(ケイリン)、内藤寧々選手(BMX)、松田詩野選手(サーフィン)、田中映伍選手(パラ水泳)の4人が選出されている。アンバサダーは今まで、市と連携して母校訪問やラジオ出演などを行ってきた。アンバサダーを応援する取り組みとして、世界大会のパブリックビューイングの開催や動画の作成、ラッピングバスの運行などを行っている。
また、7月7日オープン予定の道の駅「湘南ちがさき」の、鉄砲道側の壁面を活用した「鉄砲道ギャラリー」の第1弾として、6人のアンバサダーを紹介している。