ABWを「見て・触れて」体感 リユース家具で実現する、オフィスバスターズのライブオフィス
オフィスバスターズは11月14日、旧営業拠点を移転し、新たに本社ビル1階に新たな「大手町・神田サテライト」を10月1日付でリニューアルオープンした。オフィスづくりの最新トレンドであるABW(Activity Based Working)をリユース家具で実践する、「ライブオフィス」としての機能も備えている。
ABWを体験できる、より身近なライブ・オフィスへ
今回のサテライトは、同社社員が実際に働く「リアルな業務空間」をそのまま公開しているのが特徴だ。業務スペース、カフェスペース、レセプションエリアなど、用途ごとのエリアにリユース家具やABW対応家具を組み合わせた実践的なレイアウトが採用されている。
訪問者は、環境負荷の低減、コスト削減、快適性を兼ね備えた「サステナブルなワークプレイス」の具体的な姿を体感できる。また、完成済みのレイアウトを見ることで、オフィス設計への不安が軽減される効果も期待される。
リユース家具が実現する多様なワークシーン
「大手町・神田サテライト」では、コストを抑えつつ快適なオフィス空間を構築できる、高品質な中古オフィス家具を多数取り扱っている。主な取り扱い什器(じゅうき)には、以下のようなものがある。
・オフィスデスク
・オフィスチェア
・テーブル
・パーテーション
・書庫
見学や相談は、ABW設計やサステナブル家具の導入を検討する企業向けに随時受け付けている。
オフィスデザインの知見を生かし、建設現場の休憩所を設計
同社は、人にも環境にも優しい「現場デザイン」の取り組みとして、建設現場における休憩所の設計にも参画している。たとえば、国土交通省 関東地方整備局が発注し、大林組(東京都港区)が施工する「R6江戸川水閘門改築(1期)工事」の現場では、国内初となる「オフィスファシリティを活用した建設現場休憩所」を設計・提供した実績がある。
従来の仮設型休憩所とは異なり、デザイン性と快適性を兼ね備えた「人を中心にした現場空間」として注目されており、オフィスデザインの知見を応用した新たな空間づくりが評価されている。
提供サービスは、休憩所の企画・レイアウト設計をはじめ、新品・中古家具の提供、工期に合わせた仮設空間の構築など多岐にわたる。
なかでもリユース什器を活用することで、コストを抑えながら環境負荷の低減にもつながる、サステナブルな空間づくりが可能となる。また、2〜3週間という短納期での納品も実現しており、迅速な現場対応が求められる建設業界にとって大きなメリットとなっている。
さらに、快適性を備えた空間は作業員の満足度向上にも寄与し、人材確保といった業界共通の課題への対応にもつながると、同社は述べている。
発表の詳細は公式リリース(PRTIMES)で、紹介した建設現場の休憩所についての詳細は公式リリース(PRTIMES)で確認できる。