「片付けられない人」の”3つの特徴”と”解決策”「自分のタイプがわかる!」
片付けられないといっても、片付けられないタイプもさまざま。まずは自分がどんなタイプなのかを知ることで、解決策が見えてきます。そこで片付けられない3つのタイプと解決策をご紹介します。当てはまるタイプを知って、片付けスイッチを入れていきましょう!
⒈完璧主義
<特徴>
片付けたいと思いつつも、すべてのモノを完璧に片付けようと思うあまりに、結局手を付けられず片付けを後回しにしてしまうタイプ。収納用品のリサーチをしっかりしてから……、この引き出しの収納をシンデレラフィットに収めたい……と理想を求めすぎて、実際の行動に移せないパターン。
<解決策>
まずは、1日15分だけでよいので物の整理をしてみる、今ある手持ちの収納用品でとりあえず仮でモノを収納してみる、というように片付けのハードルを下げて、少しずつでよいので片付けを続けてみましょう。
⒉溜め込み癖がある
<特徴>
モノを捨てられず、どんどん溜め込んでしまいます。買い物自体も大好きで、洋服や日用品のストックなど、ないと不安になってしまうためたくさん買い込んでしまい、結果的に家がモノで埋め尽くされてしまうタイプ。
<解決策>
買い物にルールをもうけましょう。例えば「洋服なら1着買ったら1着手放す」「日用品のストック類は、収納場所を決めてそこからあふれるほどのストックは買わない」または、「ネット購入などで定番の日用品ストックをリスト化しておく」と決めましょう。
ルールを決めるのはひと手間ですが、一度ルールを決めると、ルーティーンに沿って買い物すればよいだけなので、思っている以上にストレスなく、溜め込み癖を改善できます。
⒊注意散漫で片付けの優先順位が低い
<特徴>
片付けをスタートしても、他のことに気を取られてしまい、片付けが全然進まないタイプ。雑誌の整理をしていたら読みふけってしまった……、思い出の写真の整理をしようと思って手を付けたが、ついつい何時間も思い出の写真を眺めてしまった……、誰しも経験があるかもしれません。また、そもそも片付けの優先順位が低く放置しがちです。
<解決策>
「今日はこのスペース!」と片付ける場所を決めて、確実に1か所ずつ片付けきると決めて取り組みましょう。片付けをスタートして、あれもこれも気になって、いろんな場所に手を付けてしまうと、結局片付けきれずに片付けの効果も実感できません。1か所ずつでも確実に片付けることで、モチベーションの維持にもつながります。
また、片付けの優先順位を強制的に高くするために、片付けの日を予約しましょう。月に一度月末の週末、衣替えの時期、といったように片付けの日をあらかじめ設定しておけば、普段は多少散らかっていても、「片付けの日にキレイにするからいいや!」と無駄に罪悪感を感じる必要もありません。家族で片付けの日を共有できるとより効果的! 是非片付けをイベントにして、家族みんなで取り組んでみて。
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片付けられない3つのタイプと解決策をご紹介しました。少しずつ涼しくなってきたこの頃。片付けに取り組むには絶好の機会です。是非家族で片付けに取り組んでみてくださいね。
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士