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三浦一族偲ぶ「道寸まつり」 人馬一体の笠懸を披露

タウンニュース

砂浜を疾走し矢を射る笠懸(写真は過去)

三浦一族の興亡を偲ぶ「道寸祭り」が5月18日(日)、荒井浜海岸(三浦市油壺)で開かれる。今年で48回目を数える恒例行事。平安時代末期から鎌倉、室町と隆盛を見せた「流鏑馬」や「犬追物」と並ぶ日本三大古弓馬術の一つ「笠懸」が披露される。

源頼朝が三崎を訪れた際、三浦義澄や和田義盛などが競い合うように、砂浜を駆け抜ける馬上から的を狙い矢を射ったとされ、三浦一族の”お家芸”として長く伝えられてきた笠懸。行事としては第1回開催の1979年から行われている。時代は違うが、道寸は戦国初期の武将で北条早雲との壮絶な攻防の末に落城、油壺湾に朽ち落ちた悲話がある。

観覧無料。三浦一族の供養祭は午前11時から、同45分から笠懸が行われる。また、会場では三浦一族ゆかりの「武将印」も販売される(1枚700円)。

問い合わせは(一社)三浦市観光協会【電話】046・888・0588。

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