ヘアカラー使用後に“恐怖の瞬間” 髪がごっそり抜け落ちた女性(南ア)
市販のヘアカラーを使い続けてきた女性が、初めて別のブランドのヘアカラーを使ったところ、髪がごっそり抜けるというショッキングな体験をした。「彼女がTikTokで詳細を明かし、注目を集めている。南アフリカのニュースメディア『IOL』などが報じた。
2~3か月おきに髪を染めていた女性が、あるブランドのヘアカラーを初めて使用したところ衝撃的な結果に。女性がSNSに投稿した動画はこちら
南アフリカのヨハネスブルグに住むシャバナ・ルンダル・カーンさん(Shabaana Lundall Khan)は、2~3か月おきに髪を染めている。11月3日の夜、普段使用しているものではなく、初めてレブロン(REVLON)社のヘアカラーを使った。使用したのは、ダークブラウンの「COLORSILK」という製品だった。
カラー剤を髪に塗布し、15分後にシャワーで洗い流した。最初に頭皮がひりつくような痛みを感じたが、シャバナさんはカラー剤が肌に合わなかったのかもしれないと思っただけでいつも通りの工程を進めた。しかしその後、恐怖の瞬間が訪れた。
「洗い流すと指に髪が塊のように絡みついていたけれど、いつもより少し多く抜けているだけと思い込もうとしました。でも次から次へと塊が指に絡まって抜けていくと、私はパニックに陥り始めました。」
シャバナさんがTikTokに投稿した動画には、抜け落ちた大量の髪の毛とところどころ露出した頭皮が映っていた。髪が抜け落ちた時、彼女は「自分のアイデンティティの一部も奪われたように感じた」と打ち明けた。
翌日、頭皮を隠して職場に出勤すると、シャバナさんの投稿を見た同僚たちから温かい言葉をかけられ、涙を流してしまった。鏡に映る厳しい現実から逃れられず、悲しみに押しつぶされるような思いをし、主治医に睡眠薬を処方された。シャバナさんは「自分の姿を見るたびに、失ったものの重さに直面し、つらい記憶の連鎖に囚われた」と明かした。
シャバナさんの投稿には、多くのユーザーから寄り添うコメントが寄せられたが、同じ商品を使っている人からは「期限が切れていたのではないか?」「指示通りに染めていなかったのでは?」「同じものを使っているが全く問題ない」など、シャバナさんを責める批判的なコメントも寄せられた。シャバナさんはこれまで、髪をストレートにする薬品やパーマをかけたことがなく、唯一のケアとして市販のヘアカラーを使っていた。
時間が経つにつれて、シャバナさんは完全に自信を取り戻したわけではないが、徐々に前を向き始めており、「自分の中にまだある美を探し求めながら、自分を見つめ直す努力をしています。最終的な目標は、シンプルでありながら奥深いものです。私は大丈夫だと感じ、人生を再び謳歌し、ありのままの自分の姿に安らぎを見出したいのです」と語った。
なおその後、レブロン社から連絡があったものの、満足のいく対応とは言えなかった。シャバナさんは、「彼らは治療費やウィッグ代の負担について言及するだけで、抜け毛や頭皮のダメージに関して取り組んでいないし、製品の欠陥も認めていない」と述べている。
画像は『IOL 「WATCH: Joburg woman shares her harrowing ordeal of losing her hair after using box dye」』『Baddie from the valley TikTok「@Revlon South Africa @revlon Day one」』より
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)