地元愛・野球愛とやみつき豚丼 下関市「B☆WHALE(ビーホエール)」
今回は、農家さんから直接仕入れる地産地消食材と自家製ダレが最強!
この味にはまる、ファン続出の“やみつき豚丼”をご紹介します。
ベイスターズ愛に溢れたお店
やみつきなる豚丼を求めて伺ったのは、下関市にある「B☆WHALE (ビーホエール)」(山口県下関市観音崎町12-5 2F)。関門海峡を眺めながら食事が味わえるお店です。
お店の中には、プロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」のグッズがずらり!
今は横浜が本拠地ですが、チームの前身は「大洋ホエールズ」、下関を拠点としたチームでした。
店長の林憲太郎さんにうかがうと、「地元の人達と野球の話、ベイスターズの話を出したかった。」とのこと。店名には「ホエール」を使い、「B」については「ベイスターズのB」であり、「豚肉のB」だいうこと。
店長の下関愛・野球愛が詰まったお店なんです。
そして豚丼に使うお米、県内産のキヌヒカリにも ベイスターズ愛がつまっているんです。
実はこちらのお米は、下関出身で昔ベイスターズ選手だった方の親戚の方が育てたお米なんだそうです。
これぞやみつき!豚丼
さあ、それでは豚丼を作る流れを見ていきましょう。
仕入れにもこだわったお米は、お店で精米も行います。
「新鮮なお米を食べてほしい」との思いで、その日に使う分だけ毎朝、精米するそうですよ。
そして、お米を炊く時には、「お水」と氷をいれます。氷を溶かしながら、時間をかけて炊いていくとお米の粒が立ち、甘みが増すそうです。
そして、豚丼には欠かせないタレは、2種類の自家製ダレを混ぜ合わせて使っています。
目玉の豚肉は、甘くて柔らかい「萩むつみ豚」を使います。ロースとバラ肉にタレを塗って、炭火で焼いていきますよ。
両面に、タレをたっぷりつけて焼くと美味しそうな脂も染み出してきました!
炭火で焼いた後、やみつきダレをフライパンで絡めて、さあ、タレがまとわりついたまま、ご飯の上にON!
仕上げにも、やみつきダレを追加でONしたら、やみつき炭焼き豚丼の完成です。
豚丼 950円
タレとお肉とご飯の、黄金の組み合わせをいただきます!
お肉は柔らかくてジューシー。噛むと肉の甘み、むつみ豚の特徴の甘みが出てきて、脂も感じつつ甘くて全然しつこくありません。
ふっくら、みずみずしくて甘いご飯に甘辛いたれが絡みあって、炭火の香ばしさが相まって箸が止まりません。
トンカツ定食もGood!
続いては、ロースとヒレを盛り合わせたトンカツ定食をご紹介します。
使用する萩むつみ豚のロースは、揚げる時に縮まないよう、フォークを指して、繊維を切っているそうです。
使っているパン粉は「生パン粉」にすることにより衣が立ち、よりサクッと感が際立つんだそうです。
2分揚げて、更に裏返して2分。油から上げて余熱で1分20秒、綿密な時間計算でパサつかずジューシーに仕上がります。
さあ、こちらが、ベイスターズの勝利を願った「絶対勝つぞ定食」。
絶対勝つぞ定食 1500円
まずは、ヒレから頂きます。
パン粉や揚げ方に気を使った通り、衣が立っててザックザクです。このいい具合の衣の中、噛みしめると肉汁がものすごく甘くて、またお肉がしっとり柔らか。
そしてこちらのロースはサックサクで、噛みしめるともっとじゅわっと脂が出てきました。
ジューシーで柔らかいんですけど、しっかり噛みごたえもあって、噛めば噛むほど旨み。そしてこのお肉の甘みが出てきます。
裏メニューの合言葉は…
肉の繊維が詰まった食べ応え抜群のとんかつ。
そしてメニュー表には乗っていない裏メニューがふんわり卵につつまれた「カツ丼」です。
カツ丼 1200円
裏メニューですので、合言葉を言って注文してください。
その合言葉は…。
「『YOU!どきっ』見ました」または「インスタ見ました」です。
さあ、萩むつみ豚を使った料理で、ハートフルな「B☆WHALE」へぜひ一度お越しください。
★今回の内容は2024年10月15日放送、山口朝日放送『YOU!どきっ』のコーナーを記事化したものです