訂正・2024年高校野球春季近畿大会トーナメント表 京都国際が初優勝
智弁和歌山にサヨナラ勝ちで初の頂点
2024年の高校野球春季近畿大会は京都国際(京都1位)が優勝した。6月2日に明石トーカロ球場で行われた決勝で智弁和歌山(和歌山1位)に3-2でサヨナラ勝ち。初の頂点に立った。
決勝は智弁和歌山が5回に1点を先制すると、京都国際が6回に追いつき、智弁和歌山が7回に勝ち越すと京都国際がその裏に追いつく大熱戦。迎えた9回裏、京都国際は2死2塁から相手投手の2球連続暴投で走者が生還し、劇的な幕切れとなった。
今春センバツに出場したものの初戦で青森山田に敗れた京都国際。プロ注目左腕・中崎琉生と決勝で完投した左腕・西村一毅の二枚看板で春夏連続出場を目指す。
天理は30回目、須磨翔風は初の甲子園へ手応え
智弁和歌山は惜しくも頂点には届かなかったものの、初戦で滋賀学園(滋賀1位)に4-0、準決勝で須磨翔風(兵庫2位)に12-0で完勝。今春センバツは田辺、耐久と和歌山から2校出場したが、今夏は196センチの大型右腕・中西琉輝矢、木製バットでサク越えを放つスラッガー・花田悠月らを擁する智弁和歌山が2年ぶりの甲子園を狙う。
天理(奈良1位)は初戦で社(兵庫1位)に11-0で大勝してベスト4。近年は智弁学園に押され気味だが、30回目の夏の甲子園なるか。
須磨翔風(兵庫2位)も大阪桐蔭と履正社を破って大阪大会を制した大阪学院大高(大阪1位)に3-1で快勝。準決勝で智弁和歌山に大敗したが、今夏は初の甲子園を目指す。
※表画像の優勝と準優勝が逆になっておりました。お詫びして訂正いたします。6月4日9時43分
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記事:SPAIA編集部