Yahoo! JAPAN

精肉店から仕入れる宮崎牛をたっぷりと!「ミートカネショウ 中広店」のビーフカレー|広島市西区

ひろしまリード

JR横川駅からアクセスしやすく、すぐそばを天満川が流れる中広町。

車が行き交う中広通りの近くにある「ミートカネショウ 中広店」は、1987年に広島市安佐北区で創業した精肉店「ミートカネショウ」が始めたお店です。

楽しめるのは宮崎牛を使ったランチメニューや焼き肉。

精肉店の強みを生かした上質なお肉が、リーズナブルな価格で提供されています。

店の前には「お肉屋だからできるビーフカレー」のバナーが。

牛肉にも、スパイスにも。こだわりが詰まった大満足ボリュームの「ビーフカレー」

ビーフカレー 1,210円(税込)

ランチタイムの看板メニューは、幅が30センチメートルほどの大きなお皿によそわれた「ビーフカレー」。

山盛りのごはんとなみなみと注がれたルーは、なんと合計800グラム!約2人前に相当する大満足のボリュームです。

さらにがっつりと食べたいときには、ライスやルーの大盛り(各110円)のほか、チキンカツやヒレカツ(各363円)のトッピングも可能。

お皿からあふれそうなほどのカレーライスを、お腹いっぱい楽しむことができます。

代表の三原良太さんは「量に驚かれることもありますが、うちはずっとこのスタイル。お腹いっぱい食べたくて来てくださる方が多いので、ボリュームは変えることなく提供しています」と話します。

ごろごろとした大きめサイズのお肉がうれしい。

ルーはコリアンダーやターメリックなど、20種類のスパイスをお店でブレンドして作ったもの。

口に含むとまずは香りが広がり、その後スパイシーな刺激が少しずつ追いかけてきます。

同じ部位を使っていても、煮込むと甘みが出てくるなどお肉の個性もさまざま。

基本的なスパイスの量は決まっていますが、お肉の味とのバランスを取りながら日々量を調整しているそうです。

噛むとほろりと崩れる柔らかさのお肉は、宮崎牛の質の良さはもちろん、お店で3時間かけてじっくりと煮込むレシピがポイント。

煮込んだあとの出汁はそのままルーに加えて、濃厚な味わいに。完成後は2日間寝かせて、味がなじんだベストな状態のものを提供しています。

もしも途中でお腹いっぱいになってしまったら、テイクアウト容器で持ち帰ることもできます。

ハーフサイズ(880円)も用意されているので安心ですね。

お肉のおいしさを二つの味わいで 「ローストビーフとコロコロステーキ」

ローストビーフとコロコロステーキ 1,518円(税込)

ランチタイムには「ステーキ重」 2,838円 (税込)や「ハンバーグセット(180g)」1,078円(税込)など、お肉を主役にした曜日限定メニューや定食もラインアップ。

定食のごはんは無料で大盛りにすることもできます。

玉ねぎを添えたり、塩を付けたり。アクセントがお肉のおいしさを引き立てる。

「ローストビーフとコロコロステーキ」は、赤身を二つの調理法で味わえる定食です。

ローストビーフはとても薄くスライスされていますが、食べると肉汁がじゅわっと広がるジューシーさが特徴。

コロコロステーキは、添えられているこだわりの塩と一緒にぜひ。噛むほどに旨味が増す、牛肉らしい食べ応えを満喫できる一品です。

おいしさとお得な価格の秘密は、お肉をまるごと仕入れること

ランチのメニュー表(2024年10月時点)。このほか、かごにおむすびなどを盛りつけた「牛肉むすびと唐揚げとサラダの籠ランチ」1,089円(税込)も。

テイクアウトメニューも充実(2024年10月時点)。

「ミートカネショウ 中広店」の充実したメニューとその美味しさの秘密を、三原さんは「お肉を塊で仕入れること」だと話します。

カルビ、ロース、と分かれている部位ではなく、30キロほどの塊でお肉を仕入れ、お店でさばきます。

柔らかく脂がのった部位はステーキに、固い部位はスライスして牛丼に。

さまざまな部位をうまく活用していると、自然と豊富なメニュー構成になるのだといいます。

「精肉店があるからこそ、良い質のお肉をこの値段でお客さまに提供することができています」

店内のテーブル席は6卓。テーブル中央には焼き網があり、夜は焼肉を中心に提供する。

大満足のボリュームとリーズナブルな価格に、平日の昼間はサラリーマンの方が多く訪れているそう。

一方、土曜日や日曜日には家族連れでにぎわうことも。

店内には掘りごたつ席も3卓あり、小さなお子さま連れや三世代でも広々と食事を楽しむことができます。

掘りごたつ席はファミリーでの利用にも。

2024年10月より 新たな「ミートカネショウ 中広店」へ

2010年にオープンして以来、この場所で営業を続けてきた「ミートカネショウ 中広店」。

2024年10月からは代表者が変わり、事業継承というかたちで三原さんがお店を引き継いでいます。

三原さんは、高校生の頃からアルバイトとして「ミートカネショウ」に勤務。口田店の店長を長く務めていました。

「21才くらいで店長になったので、最初はあたふたすることばかりでした。それでも、周りの人に育ててもらいながらここまで来ることができて。ずっと自分の店を持ちたいという夢があったので、30才を機にオーナーに伝えると『この店やりんさい』と言ってくださったんです」

取材は10月下旬。店内にはお祝いのお花が。

現在の体制での営業を開始したのは、10月7日から。合計23名のスタッフと一緒に昼と夜の営業を行っています。

スタッフの顔ぶれがほぼ一新された中、当初は「常連のお客さまにいつも通りの案内やメニュー提供ができないのでは」と不安を感じたこともあったという三原さん。

ところが、スタッフの大きな成長やお客さまの様子に救われているのだといいます。

「うちのスタッフは本当に一生懸命ですし、その適応能力の高さに助けられています。ありがたいことに、お客さまも変わらず来てくださる。仕込みなどに追われる日々ですが、お店をお客さまもスタッフも幸せになれる場所にしたいと思っています」

代表の三原さん

「毎日お肉を食べてきていますが、本当に飽きることがない。今でも毎日焼き肉が食べたいと思っています」と笑う三原さんは、根っからのお肉好き。

「これからもっと、いろんな挑戦をしていきたい。新しいメニューを作ったり、今のメニューをさらに磨いていきたいとも考えています。夜は焼肉もやっていますが、僕はお肉の最強の食べ方が焼肉だと思うんです。もっともっとお店を盛り上げていきたいですね」

ミートカネショウ 中広店 基本情報

住所広島市西区中広町3-24-15営業時間ランチ 11:30~14:30
焼肉  17:00~22:00定休日火曜日、第3水曜日交通アクセス広島電鉄横川線「別院前」電停から徒歩7分駐車場なし ※近くにコインパーキングありSNSInstagram:@meat_kanesyo

ライター/時盛 郁子
※紹介している内容は2024年10月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。
※掲載している金額はすべて税込みです。

【関連記事】

おすすめの記事