バレーボール男子日本代表が世界1位ポーランド撃破も高橋健太郎が負傷退場
パリ五輪へ最高の弾みも高橋健太郎が担架で搬送
バレーボール男子日本代表が20日(日本時間21日)、世界ランキング1位のポーランドと強化試合を行い、3-2(23-25、25-20、25-19、23-25、17-15)のフルセットで勝利した。
パリ五輪に向けてポーランドで直前合宿中の日本は、ネーションズリーグ途中で戦線離脱した高橋藍がスタメン復帰。キャプテンの石川祐希や西田有志らとともに活躍し、今年のネーションズリーグまで12連敗していたポーランドを2009年以来15年ぶりに撃破した。
五輪本番に向けて最高の弾みがついた格好だが、心配なアクシデントもあった。第4セット、プレー中に高橋健太郎が転倒。声をかけられて反応したものの、仰向けのまま立ち上がれず、担架で搬送された。
高橋健太郎は山形・米沢中央高から筑波大を経て東レアローズに加入。東京五輪メンバーには選出されなかったが、202センチの長身を活かして2023-24シーズンにはブロック賞とベスト6を受賞した。6月にジェイテクトSTINGSへの移籍が発表されている。
男子日本代表は21日に世界ランキング10位のセルビアと予定していた強化試合は、システム障害の影響でセルビアのポーランド入国が遅れたため中止となった。日本のパリ五輪予選ラウンド日程は以下の通り。
7月27日9時(日本時間16時)vsドイツ
7月31日13時(日本時間20時)vsアルゼンチン
8月2日21時(日本時間3日4時)vsアメリカ
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記事:SPAIA編集部