【球磨郡水上村】最新テクノロジーに触れ、新しい才能を開花させる!「オープンラボしとらす」
こんにちは ライターのぎんじろうです。 今回、球磨郡水上村にオープンする「オープンラボしとらす」のオープニングセレモニーにお邪魔してきました。 熊本市内から高速を利用して2時間弱。 水上村はとてものどかで自然豊かな場所でした。
いろんなことにチャレンジする場所!最新テクノロジーの集合施設!
球磨地域農業協同組合ふるさと会館の2階にある「オープンラボ しとらす」は、すべての子どもたちに公平な教育の機会を設けるべく完全無料で運営される施設です。 無料の子どもの居場所×デジタルテクノロジー施設は熊本県で初めての施設。 まずは触って、興味を持つことで自分の好きなことを見つけてもらいたいとの事。
パソコンはもちろん、3Dプリンターやロボットのプログラミング、グラフィックデザインや映像制作、楽曲制作などができる教材や設備が揃っており自由に好きなことを創造的な活動ができる施設です。 まさに最新テクノロジーの集合施設! 利用対象者は小学校5年生~高校3年生。 利用時間は、オレンジタイム 10:00~15:00 レモンタイム 15:00~18:00と分かれています。 オレンジタイムは人と話すのが苦手な子、学校以外の場所で過ごしたい子への開放時間。 レモンタイムは学校が終わってからの子たちの時間。 区分けがあることで学校に行きづらい子たちも、テクノロジーに触れ好きなことを見つけることができる配慮がされています。
未来のクリエーター、黙々と作業する!
施設内ではパソコンの前で何かを作っている子、タブレットを使って絵を描く子、思い思いの作業していました。
その顔はみんな真剣そのもの。
3Dモデリングソフトを使い、何かを制作中。
制作したものは、3Dプリンターで「印刷」することができ、こちらがプリンターの中の3D完成品。 私実は、3Dプリンターを目にしたのは初めてでちょっと感動しちゃいました。
このピストル型の模型はなんだ?
3Dプリンターで作られた名刺立てです。
こちらではCADソフトでおうちを建設中。
「建設したい」おうちをネット上から探し、それをもとに、自由に制作しているのだとか。 未来の建築士だ!
メンターの方と素材の確認、相談をしながら作業している子を発見。
車好きの弟君へのプレゼントのキーホルダーを、レーザー加工機を使って作っていました。
レーザーカッターを使って子どもたちが作ったひらがなで、キーホルダーづくりをしてきました。
3種類あったキーホルダーの土台、これらも子どもたちが紙にデザインし、パソコンでデザインを整え、レーザーカッターでカットし、レーザー刻印したものです。 すごすぎる。
なかなか味のあるキーホルダーが出来ました。
あそこでなんかしとらすよ!?行ってみる???
「オープンラボしとらす」の名前の由来は、熊本弁「しよる」の変化「しとらす」なんだそうです。 なんかしとらすけん、行ってみらん?子どもたちが自由にのびのびと活動できる施設。 「私自身が地域格差、教育格差当事者だったんです。都会じゃないと何もできない…そういう環境を変えたかった。ここで好きな事を見つけて、それが将来の役に立ってくれたらうれしい。」と球磨郡出身、館長の田安さんは話されていました。 メンターが付かず離れずの距離で、見守ってくれる環境は、子どもたちにとっても過ごしやすい環境だと感じます。 施設は初回利用時に、登録する必要がありますが、対象年齢であればどなたでも利用できます。 見学や相談も受け付けているので、まずはお電話の上、行ってみてください。