「マジック:ザ・ギャザリング」Netflixアニメ化が再始動 ─ 新チーム発足でティザーアートも公開
人気トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」アニメシリーズ企画が再始動したようだ。Netflixの公式イベント「Geeked Week 2024」で明らかにされた。
「マジック:ザ・ギャザリング」は、1993年に発売された世界的トレーディングカードゲーム。四半世紀にわたって全世界で愛されており、カードゲームのみならず、テレビゲームやコミック、小説などメディアミックス作品も各国で発表されている。
新体制として、「スター・トレック:ピカード」や「12モンキーズ」などのテリー・マタラスがショウランナーとエクゼクティブ・プロデューサーに就任。ビリー・アイリッシュのコンサート作品『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』でアニメパートなどを手掛けているパトリック・オズボーンが監督とエクゼクティブ・プロデューサーとして参加する。
マタラスはアニメ化について、「この広大なサーガに初めて知る人は、毎日プレイしている何百万人ものファンが知っていることを学ぶことになるでしょう」と、カードゲームのファンに対しても新規ファンに対してもアピールできる作品となることを示唆。「『マジック』は究極のストーリーテリング・サンドボックであり、アイコニックで複雑なキャラクターたち、驚異的な超能力、そして想像しうるあらゆるジャンルへのポータルで溢れています。また、どんな文化、国、存在の出身であろうと、私たちは皆団結して、ともにヒーローになることができるということを、力強く思い出させてくれるのです」。
このアニメ化企画は、はじめ『アベンジャーズ』シリーズ監督のルッソ兄弟の製作総指揮のもと、脚本には「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」のヘンリー・ギルロイと「エージェント・カーター」のホセ・モリーナという布陣で発足した。のちに3人は創造性の違いを理由に離脱し、新たにアニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」のジェフ・クラインを中心に再結成が行われていた。主人公ギデオン・ジュラ役で収録も行なっていたブランドン・ラウスは、最近になって「どうやら実現しないらしい」と報告。その後、この度の新体制とともに再起動していたようだ。ラウスが新バージョンに携わるかは不明。
Netflixの公式ブログには、初となるティザーアートの公開されている。作品のリリース時期などはまだ不明だ。
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