【詐欺の仕事だとは知らなかった】マレーシア国籍男性（25歳）を逮捕、現金820万が入った紙袋を回収（新潟市西区）
新潟西警察署
新潟西警察署は1月21日10時20分、住居不定無職のマレーシア国籍男性（25歳）を特殊詐欺（オレオレ詐欺）の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は複数人と共謀し、2024年8月下旬ころから同年9月17日までの間、氏名不詳者が複数回にわたり、新潟市西区居住の80歳代の男性の自宅や携帯電話に警察官や検察官を装って電話をかけた。
そして、「あなたの口座が不正使用され、犯罪収益かどうか捜査する必要があるので、口座から引き出した現金を預かる必要がある」などと虚偽を告げ、2024年9月17日、80歳代男性宅の玄関先に置かせた現金820万円が入った紙袋をマレーシア国籍男性（25歳）が回収し、だまし取った疑いがもたれている。
逮捕された男性は福島県で同様の疑いで逮捕されており、その捜査の過程で新潟市西区で発生した今回の事件への関与が浮上し、逮捕に至った。
新潟西署によると、逮捕された男性は「お金を回収する仕事と聞いていたが、詐欺の仕事だとは知らなかった」と供述しており、容疑の一部を否認しているという。
詳しい経緯などは現在捜査中。
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