荒牧慶彦 企画・プロデュース、植田圭輔が演出を手がける舞台タメ劇vol.1『タイムカプセル Bye Bye Days』が開幕
2025年1月9日(木)紀伊國屋ホールにて舞台タメ劇vol.1『タイムカプセル Bye Bye Days』が開幕した。初日公演を迎えたキャストの開幕コメントと舞台写真が到着した。
企画・プロデューサーを荒牧慶彦、演出を植田圭輔が務める舞台タメ劇vol.1『タイムカプセル Bye Bye Days』。出演するキャストは全員“タメ”。赤澤 燈、荒牧慶彦、植田圭輔、櫻田 佑(トンツカタン)、冨森ジャスティンと、個性豊かなキャストたちが、笑って泣けるノンストップコメディをお届けする。
トモキ<茜沢智樹> 赤澤 燈
タメ劇ついに開幕します!!
今まで同い年の俳優との会話の中で幾度となく繰り返されてきた「タメで舞台やりたいよね」がついに実現します。
こんな機会に恵まれたことに全力感謝し、全力で楽しんでいきたいと思います。
2025年のスタートはタメ劇を観てぜひハッピーな気持ちになってくださいませ。
僕らの世代のハッピーな演劇をお届けします。
うみお<徳留海雄> 荒牧慶彦
いよいよタメによる舞台、『タメ劇』が開幕です。35歳の大人たちが板の上で遊びまくります。稽古の段階から、「これはもうめちゃくちゃ面白くなるのでは…!」とワクワクしておりました。植ちゃんの演出も素晴らしいです。一緒に遊んでいる気持ちで観ていただけたらなと思います。笑いあり、涙ありのタメ劇、楽しんでください!
ゆーぼー<小山優作> 植田圭輔
同い年が集まり、企画が生まれ、一つの物語が生まれた今作はコメディかつハートフルで胸にジンと来るような物語となりました。
今作における詰め込みたかったものは、誰しも抱く後悔と叶うはずのない願い。がテーマとなっています。
例えば、そんなチャンスが訪れたとして、そんなに簡単にはうまくいかないってことも伝えたいし、その中でそのチャンスをどう活かすかという人間の心みたいなものもバックボーンとして描きたいなと思いました。とはいえ物語はコメディで運びますし、面白さと優しさでコーティングしたいなと思い今作に向き合わせていただきました。
この物語を新年一発目に選んでよかったと思わせるだけのチーム感をしっかりと築いてこられたと思っています。
どうかあなたに届く物語でありますように。
ノブ<塩崎伸生> 櫻田 佑(トンツカタン)
私たちの準備はできました。 皆さんの準備はできていますか? スマホは持ちましたか?撮影タイムもございます。 体調は崩していませんか?何よりも大切なのは35歳のおじさん数人ではなく、あなたの心と身体の健康です。 お手洗いには行きましたか?私は割と近いので、出そうになくても一応行っておく派です。 公演を観に来ていただくのも楽しみですが、万全な状態の皆さんを舞台上から見るのも楽しみにしています。 あなたが思っている以上に私は皆さんのことを見ます。油断しないでください。 それでは劇場でお待ちしております。
やっちん<堀井康人> 冨森ジャスティン
いよいよ開幕ということで、やっとこの作品を皆さんにお届けできることを、とっても嬉しく思います。何も難しいことはなく、素直に面白いと思える作品です。僕としてはもちろんやっちんの活躍を観ていただけたらと思いますが、舞台上で起こる様々な事を見逃して欲しくない気持ちもあります。とにかく面白い!僕らの青春をぜひ劇場で心に刻んでいただけたらと思います。そして、皆さんの今年の初観劇が素晴らしいものになりますように。
ストーリー
俺達はみんなわかってなかった。人生にやり直しはきかないということを――
“うみお”と20年ぶりに再会したのは、彼のお通夜だった。
彼と仲良しだったトモキ、ゆーぼー、ノブ、やっちんの4人は、かつてみんなでタイムカプセルを埋めた日に<ある理由>で“うみお”と喧嘩し、それ以来疎遠になってしまっていた。今では理由も思い出せないその喧嘩のことを後悔していたトモキ達は、少しでも“うみお”のことを思い出そうと、みんなで埋めたタイムカプセルを探しだす。
しかしそんな最中、トモキは誤って掘っていた穴に転落してしまう。
予想以上に深く掘られていた穴から這い出ると、何故か死んだはずの“うみお”が中学の制服を着て立っていた…!?
ひょんなことから20年前にタイムスリップしたトモキは“うみお”と疎遠になる運命を回避するため奔走する。果たして彼らは過去の後悔をやり直すことができるのか!?
35歳、友情を取り戻すためにタイムリープしまくるドタバタハートフルコメディ!!