ハーバーランド・中突堤に「海上デッキ」を架けるプランが浮上してる。高浜岸壁から対岸へまっすぐ!?
神戸のウォーターフロントの今後の考え方の中で、中突堤を横断する「歩行者デッキ」をかけることが検討されてるようです。神戸市中央区
市が作成しているイメージ図がこちら。中突堤を突っ切る形で、歩行者が歩ける「海上デッキ」が高浜岸壁からメリケンパーク方向にまっすぐ伸びています。
今は観光船が並んでいる「かもめりあ」前に船の姿はなく、噴水のようなウォーターショーを行うようなスペースとして描かれます。観光船の乗り場は、「海上デッキ」に接続して作られるイメージ。
遠回りせずあっち側へ行きたいなと思ったことはありますが、目にしてみると驚きを隠せません。
もし実現すれば、約600m歩いてたどり着いている対岸に、約200mで渡ることができるようになる感じです。3分の1にショートカットされることになります。
この案は、ウォーターフロントの今後を考える資料の中で示されたもので、中突堤周辺は「みなとまちを感じるエンタテインメント空間」として観光・商業の機能を担うことを想定しています。
その中で「開放的でウォーカブルな空間整備」のため「海上デッキ」が案として挙がった形。
他にも中突堤に関しては、「中突堤中央ビル再整備」や「かもめりあ周辺再整備」が挙げられています。
おおむね10~15 年間に取り組むべき方向性ということで、2040 年頃にかけてまだまだウォーターフロントの姿は変わっていくことになりそうです。