【リアル給与明細】58歳 、学校支援員。今の収入では子どもの教育費や医療費が負担です【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【58歳 ICT支援員】
【リアル給与明細】58歳、ICT支援員の場合
プロフィール
58歳、男性
教育関係、ICT支援員
▼現状
仕事内容は、小中学校での、タブレットの故障・操作支援対応。
残業はなし。
ボーナスはなし。
【相談内容】子どもの教育費や医療費が負担になっていて、今のお給料では安定した生活を維持できません。副業で収入を伸ばせば安定するでしょうか？
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、今のお給料では生活に不安がおありなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約181万円になります。
一方、ICT支援員の平均年収は、地域によって差はありますが300〜350万円程度といわれています。
このことから、質問者さんのお給料は、残念ながら平均よりもかなり低い水準と言えそうです。
副業で生活を安定させるための4つの方法
質問者さんは、副業収入を伸ばして生活を安定させたいのですね。
おすすめの方法は、以下の4つです。
1. 自分の専門スキルを最大限に活用する
すでに持っているスキルを活かすことが、副業で高収入を得るための重要なポイント。
ICT支援員としての経験は、オンライン教育、ITサポート、さらにはパソコンやスマートフォンの操作サポートなど、多岐にわたる分野で応用可能です。
これらのサービスは需要が非常に高く、適切な市場で提供することで収入を大きく伸ばせるチャンスがあります。
2. オンラインプラットフォームを活用する
オンラインプラットフォームを活用して、副業の市場を広げることも大切です。
クラウドソーシングサービスやスキルシェアプラットフォームを利用することで、全国のクライアントとつながり、より多くの案件にアクセスできるでしょう。
3. 単価アップを狙う
副業収入を増やすためには、提供するサービスや商品の単価を見直すことも有効です。
スキルを磨き、単価を引き上げることで、効率よく収入を増やせます。
4. 健康管理をして長く副業を続ける
本業と副業を同時にこなすためには、健康管理も重要です。
副業には定年退職がありません。
健康を維持しながら副業を続けることで、退職後も安定した収入源を確保でき、老後資金にもゆとりが生まれますよ。
4つの方法を取り入れることで、現在の副業収入を伸ばせます。
安定した生活に近づくでしょう。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりもかなり低い水準です。
・副業収入を伸ばすための4つのポイントは「 自分の専門スキルを最大限に活用する」「オンラインプラットフォームを活用する」「単価アップを狙う」「健康管理をして長く副業を続ける」です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
