本牧南小 津波想定し訓練 本牧臨海公園へ避難
本牧南小学校=中区本牧元町=は5月9日、津波警報の発令に備えた避難訓練を行った。同校は海に近く、巨大地震の発生時には津波の被害が想定されている。訓練には全児童約250人と保護者が参加。教職員と児童が校舎より高台にある本牧臨海公園に避難し、保護者が迎えに来て下校するまでの一連の流れを確認した。
中村宏校長は「津波は1分1秒を争う。学校以外の場所で起きた時は、どの場所にどのルートで避難するかを保護者の方と確認してほしい」と呼びかけた。
迷わず高台に避難することを身に付けさせるため、訓練は毎年行われている。6年生の皆川諒太さんは「避難をする時の合言葉を守って、スムーズに行動することができた」と話した。