『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』リードVSスーパーエイプ削除シーンの絵コンテが公開 ─ コミックにオマージュ捧げる瞬間
(MCU)『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』より、ペドロ・パスカルが演じたミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズの削除シーン絵コンテが公開された。ストーリーボード担当のジェレミー・シムザーが自身のInstagramに掲載した。
シムザーが公開したのは、リードがレッドゴーストによるスーパーエイプと格闘する場面のストーリーボード。リードはゴムの身体を駆使して攻撃をかわしながら相手に飛びかかっている。
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スーパーエイプとの戦闘は、本編でわずかにのみ映像化された。シムザーは「このシーンはぜひ全体を観ていただきたかったけど、残念ながらそうならなかった!」とコメントを添えた。
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また、別の投稿ではスーパーエイプに顔をひっぱられるカットも。この場面では、ファンタスティック・フォー原作コミックのひとつのカバーアートにオマージュを捧げるつもりだったようだ。
ちなみにスーパーエイプを操るレッドゴーストは名優ジョン・マルコヴィッチが演じていたのだが、残念ながら本編では全カットされた。監督のマット・シャックマンは「本当に心が痛んだ」と。
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なお、シムザーは他にも眼帯をした初老の男性がカメラを構える姿を描いたアートも公開。これは、コミックの巨匠アレックス・ロスによる『マーベルズ』で主人公となるカメラマンのフィル・シェルダンをオマジージュしたものだ。カメラのレンズにはシルバーサーファーが写り込んでいる。
シムザーいわく、アレックス・ロスを意識したアートが2点あるといい、これはそのうちのひとつ。もう一方は後に公開予定だという。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は大ヒット公開中。