【52年間続く謎の寄付】「月光仮面」からの佐渡警察署に今年も善意の気持ちが届く（新潟県佐渡市）
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2024年12月31日、佐渡警察署の両津交番と佐和田交番に、紙袋などに入った紙幣や貨幣が置かれているのが交番勤務員によって発見された。
両津交番で発見されたのは、紙袋に入れられた硬貨（合計9,950円）と、メモ紙1枚。メモ紙には、「毎日、一枚づつ集めた小銭です 交通事故などで困っている人に 少しでも 役立てば 幸福です 月光仮面」と記載されていた。
佐和田交番で発見されたものは、封筒に入れられた紙幣（合計20,000円）と、メモ紙が1枚。「わずかですが交通遺児の方に使って下さい」と記載されていた。
佐渡警察署によると、「月光仮面」と自称する匿名の人からの寄付金は、両津交番（旧佐渡東署）で、1974年から続いており今回で52回目。佐和田交番に届けられた匿名の人からの寄付金は、1987年から続いており今回で39回目となる。
佐渡警察署では、この寄付金を「新潟県交通遺児基金」に寄付し、交通遺児のために役立ててもらうことにしている。
佐渡警察署の藤ノ木昭朗副所長は、「寄付を頂いた方々には、心から感謝を申し上げます。ご意向に沿い、交通遺児基金に送金し、交通遺児のために役立ててもらいます。大変ありがとうございました」とコメントを発表した。