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正月にぴったりの末広がりの縁起物【タコのレシピ6選】美味しく食べて健康を祈ろう

TSURINEWS

タコ鍋(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

お節料理の食材には、めでたい語呂合わせや縁起の良い意味が込められている。そのなかで、今回は釣りのターゲットとしても人気の高いタコ料理で正月を祝おう。

タコ料理を紹介

大人気のタコ釣り。冬場は夏場に比べると数は釣れないが型が良く、2〜3kg級の大型も上がっている。タコの足は「八」、末広がりで縁起物。当て字は「多幸」。幸多かれと縁起が良い。

下処理

タコのヌメリを取る。目と口を除去し、頭と思っている胴をひっくり返して内臓を除き、塩や片栗粉をつけてもみ洗いを繰り返す。また、冷凍保存したタコを解凍して水洗いすれば簡単にヌメリは取れる。その後、ボイルして冷ましておく。

刺し身2種

刺し身2種(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

1つ目は、生ダコの皮をひっぱりながら包丁で剥ぎ取り薄切りにする。2つ目は、ボイルしたタコを刺し身用にカットする。皿に盛り付ければ紅白で正月にピッタリ。2種類のねっとり、もっちり食感が楽しめる。

酢ダコ

酢ダコ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ボウルの中で三杯酢と顆粒和風だしを混ぜ合わせ、ボイル済みのタコを削ぎ切りにして入れる。ラップして冷蔵庫で1日置けば正月料理定番の甘酢っぱくて上品な味わいの酢ダコの出来上がり。

タコ焼き

タコ焼き(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ボイル済みのタコを小さく角切りにする。ボウルに溶き卵と水とタコ焼き粉を入れ、かき混ぜて生地を作る。タコ焼き器を熱して油を引き、プレート全体に生地を流し込む。穴にタコを入れ、天かすと刻みネギと紅しょうがを散らす。生地が固まってきたら専用ピックで丸い形にしていくのが腕の見せどころ。器に盛ってソース、マヨネーズ、かつお節、青のりをかければ出来上がり。外はカリッと中はトロリ。熱々をフーフーして食べるとみんなが笑顔になる。

タコの唐揚げ

タコの唐揚げ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ボイルしたタコをひと口大にカットし、酒、みりん、しょうゆ、おろししょうがを混ぜた中に15分ほど漬け込み、片栗粉をまぶして180度の油でカリッと揚げれば出来上がり。かむほどにうま味が広がる。

タコ鍋

タコ鍋(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ぶつ切りにした生ダコとカキやエビなどの海鮮、シイタケ、白菜、ニラ、春菊などの野菜、水とキムチの素を鍋に入れて煮込んだら出来上がり。ピリ辛で箸が止まらなくなるおいしさだ。

タコ飯

タコ飯(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

炊飯器にといだ米、水、小さめにぶつ切りした生ダコ、薄口しょうゆ、酒、昆布茶を入れて炊飯する。炊けたら混ぜ合わせて器に盛り、彩りに千切りしょうがと塩ゆでした枝豆を散らせば出来上がり。プリプリの歯ごたえに幸せ気分間違いなし。

お正月には縁起物のタコ料理を食べて一年の健康と楽釣を願おう。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年1月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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