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「上越へ帰って来ないや」 上越商議所青年部のバンド「ぷっつんOjisan」が新曲を制作

上越タウンジャーナル

おまんた、上越へ帰って来ないや――。上越商工会議所青年部有志によるロックバンド「ぷっつんOjisan」が2025年3月6日、地元を離れた新潟県上越市出身者へUターンを呼び掛ける新曲「しゃつけてくれないか」を発表した。人口減少問題の解決に向け、上越弁で熱いメッセージを届ける楽曲で、音源のほか100人以上の市民が出演するミュージックビデオも公開した。

上越市のふるさと納税を応援するため結成されたぷっつんOjisanは、2023年3月に1曲目となる「上越でおまんといつまでも」を発表した。同市にスキーを伝えたレルヒ少佐オマージュの口ひげ姿や、メンバーが制作する楽曲のクオリティーの高さが話題を呼び、イベント出演やSNSでの情報発信などに取り組んできた。

活動を続ける中で、ふるさと納税に限らず同市の課題解決に向けて市民の声を代弁しようと活動方針を変更。「地域課題解決型ロックバンド」として、喫緊の地域課題である人口減少をテーマにこのほど2曲目を制作した。

《画像:6日に上越商工会議所で開かれた新曲発表の記者会見》

新曲は、「ふるさとはおまんを待っている」「帰ってきないや今すぐに」などと軽快なロックサウンドに乗せて熱く帰郷を呼び掛ける一方、「ふるさと帰りたい帰れない」「しゃつけてくれないかいつまでも」など、市外在住者の目線も取り入れた。「しゃつける」は上越弁で「たたく」の意味で、「地元には親や恩師、友達など叱ってくれる人がいる」と、古里の愛情深さを表現したという。

ミュージックビデオは、謙信公武道館や佐渡汽船直江津港ターミナル、鵜の浜海水浴場など市内各地で演奏シーンを撮影したほか、小学校や飲食店、事業所などが協力し、多くの市民らが出演している。

《画像:ぷっつんOjisanのメンバー。現在は9人で活動する》

6日の新曲発表記者会見で、バンドのリーダー、中々村新田トオルさん(48)は「親でもなかなか言えない『帰って来てくれや』の声を代弁し、地域活性化につなげられたら。この曲をひっさげてイベントやSNSでやっていきたい」と話した。今月開幕する高田城址公園観桜会に出演を予定しているという。

バンドの公式ホームページではミュージックビデオが見られるほか、音源のダウンロードもできる。

▽ぷっつんOjisan公式ホームページ

TOP│ぷっつんOjisan( http://www.joetsu-yeg.net/ojisan/ )

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