鎌倉ロータリークラブ 会員たちが先生に 北鎌倉女子で職業講話
市内企業の経営者らで構成する奉仕団体鎌倉ロータリークラブは3月13日、北鎌倉女子学園の高校1・2年生へ職業講話を実施した。クラブ会員が教壇に立ち、仕事への思いを伝えた。
多様な職種の会員が在籍する同クラブは、高校生に将来のヒントを見つけてもらおうと、職業講話を初めて企画。8人の会員が各教室に分かれ、約230人の生徒たちは関心のある仕事をそれぞれ選んで受講した。講師の一人、鎌倉プリンスホテルの薄井茜支配人は「訪れる人を幸せにできるホテルは私にとって最高の仕事」とやりがいを語った。
ホテルとコンサルティング業の2職種を受講した飯田佳音(よしの)さん(2年)は、「仕事を具体的に思い描くことができ、将来の職業を考えるきっかけになった」。企画したロータリークラブの林雅巳会長(59)も、「今後の進路に生かしてもらえればうれしい」と振り返った。