知事や野党幹部ら応援に駆け付ける 衆院選新潟5区 公示後初の週末の舌戦
衆院選公示後、初めての日曜となった2024年10月20日、与野党一騎打ちの新潟5区には知事や野党幹部らが応援に入り、それぞれに支持を訴えた。
花角英世知事らが応援 自民党の高鳥修一候補
午後3時過ぎ、上越市仲町3の宇喜世で開いた高鳥修一氏の個人演説会に花角英世知事と長尾敬元衆議院議員が駆け付けた。花角知事は人口減少などの課題を挙げて「本県と国をつなぐ大きなパイプとして引き続き活躍してほしい。国でないとできないことがたくさんあり、国を動かすのは高鳥さんだ」と支援を訴えた。また杉田水脈前衆議院議員も応援に入り、SAKEまつりが行われていた本町5丁目交差点で「相手の方は日本酒を配った。ここでSAKEまつりが行われているが日本酒は飲んでもいいけど、配ってはダメでしょ。公選法違反です」など対立候補を批判した。
《画像:高鳥氏(右)の応援演説をする花角知事》
《画像:高田駅前で街頭演説する杉田水脈氏》
岡田克也常任顧問ら応援 立憲民主党の梅谷守候補
午後6時半からリージョンプラザ上越で開いた梅谷守氏の総決起大会には立憲民主党の岡田克也常任顧問(前幹事長)が応援に駆け付けた。壇上には森裕子前参議院議員、打越さく良参議院議員のほか、社民党県連、連合などの代表らが並び、「賃金が上がらないのは自民党政治の結果。変えるのはこの選挙しかない」(森前参議院議員)、「裏金に鉄槌を下す。理念や政策の違いを乗り越えてリベラルの総結集を」(小山芳元社民党県連代表)などと次々とマイクを握った。岡田氏は梅谷氏について「ここで当選して回数を重ねれば地域のために存分に力を発揮できる政治家になる」と支持を訴えた。
《画像:梅谷氏(左)の応援演説をする岡田氏》