【北海道の週末天気予報】今週末の天気はどうなる?/気象予報士執筆
北海道のあす6月22日(土)、23日(日)の天気予報とポイントを、HBCウェザーセンターの星井さき気象予報士がお届けします。
きょうは二十四節気の夏至です。
北半球においてが一年で最も昼が長く、太陽が高く昇る日となります。
ご覧の根室の日の出時刻は午前3時37分!札幌より20分くらい早いです。日の入り時刻は午後7時2分。太陽がでている時間は15時間25分もあります。
では、きょうの最高気温見ていきましょう。
きょうも平年より気温の高い所が多く、道南や道央、十勝を中心に25度以上の夏日となり、岩見沢は28.2度と函館27.3度と今年一番高い気温となりました。
こちら日本時間きょう午前5時の地球です。まだ日が昇っていない地域は真っ暗ですが、夏の北海道は日本の中でも日の出が早い場所ですので、もう4時には明るくなっていますよね。
(ただ、きょうはあいにく雲が多めで日の長さを実感しにくいお天気でした)
つづいてこちらがつい先ほど、夕方4時半。
日が沈むまでまだ3時間近くあったため、現在も札幌などでは明るい空が広がっていました。ただ、北海道付近アップしてみると...
細長い雲が北海道の西に控えています。
これが雨をもたらす雲ですので、今夜からあすにかけても道内はスッキリしないお天気が続いていきそうです。
ごらんの最北端の稚内、夏至の頃は日本で一番日が出てる時間が長い場所です。
あす22日(土)の天気と気温
あすの天気と気温です。
引き続き気圧の谷の影響で、道北やオホーツク海側中心に雨の降る時間があるでしょう。最高気温はきょうより低い所が多く、稚内やオホーツク海側では13度前後と平年より5度くらい低い気温となりそうです。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
きょうより雲が多くなりますが、道南を中心に日のさす時間はありそうです。最高気温は22度前後と過ごしやすいでしょう。
道北・空知です。
午後を中心に各地で雨の時間がありますが、雨の量は多くならない見込みです。稚内の最高気温はきょうと同じくらいでひんやりしそうです。
道東・オホーツク海側です。
網走や北見などオホーツク海側は午後を中心に弱い雨が降ったり止んだりとなりそうです。また、各地とも朝晩を中心に霧がかかるおそれがあります。
週間予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
日曜日もスッキリしない天気で、オホーツク海側など一部にわか雨の可能性もあります。月曜日から火曜日は低気圧の影響で広く雨が降り、風も強まるおそれがあります。
太平洋側です。
日曜日は東部を中心に小雨や霧雨の所もありそうです。帯広は月曜日にかけて日に日に気温が下がりそうです。また月曜日には広く雨で、雨の降り方が強まることもありそうです(ので、最新の気象情報にお気を付けください)
では、土曜日、日曜日、月曜日の札幌です!3日間の天気をもんすけでお伝えします!
日曜日は日中26℃と蒸し暑くなりそうです。週明け月曜日は雨で風も強まりますので、小さなお子さんにはレインコートでもいいかもしれません。
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※気象予報および、情報カメラのようすは、21日(金)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文: HBCウェザーセンター 気象予報士 星井さき
札幌生まれ・札幌育ちの気象予報士。HBCテレビの「今日ドキッ!」(金曜日担当)や、HBCラジオの「朝刊さくらい」「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「カーナビラジオ午後一番!」「アフタービート」で北海道の天気をお伝えしています。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部ナベ子