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来年度からの保育の提供体制が変わる!内藤・邦丸が提唱する「理想の幼児教育」とは?

文化放送

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。12月19日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、来年度からの保育の政策が転換されるというニュースについて語り合った。

野村邦丸アナ「来年度からの保育の提供体制に関する政府の計画案に、希望しても認可保育所などに入れない待機児童の受け皿を整備する政策から、保育の質を確保する政策へ転換すると明記されたことがわかりました。待機児童はピークだった2017年の2万6081人から24年には2567人まで減少していて、定員を満たさない保育所があるなど、地域によって課題が異なることが政策転換の背景にあるということです。
量から質。圧倒的に民間の保育所などの量が足りなかったことが問題でしたが、それが大分満たされるようになった。だったら今度は保育そのものの質を向上させようという政策に転換すると。ただ量を集めるだけじゃなくて、質の問題も出て来るんじゃないですか」

内藤剛志「そうですねえ、なかなか両立させるっていうのは物凄く難しいですよね。一部を見ればそうなりますよね、全体ではそういう理想があるべきだと思うんですけど、アイデアはたくさん必要だと思いますよ。そうでないといけないことだし。量より質っていうのは当然でしょ、子供を預けるわけですから。安全が大事だしね。だけど、難しいことではあると思いますね」

邦丸「質っていわれてもどうなのかなあって思いますけど、まず確保しなきゃいけないのは保育士さんですよね。保育士さんの待遇改善をやらなきゃいけないし、保育士になりたい若者たちも多いんだけども、いかんせんなかなか数が集まらない。一方で、保育所が出来ました、けども今度は児童が集まらないという。で、保育所は余裕がありすぎて経営が困っているというところもあるらしいんですが、これ難しいですなあ」

内藤「児童をうまく分配できる方法っていうのはないんですかね? 例えばここが少ないからこっちから児童を分ける、みたいな形で。そういうのは難しいのかなぁ」

邦丸「どうなんですかねえ。要するに、家族が住んでいる家の周りに保育所が充実していればいいんでしょうが、一方で待機児童はガクッと減ってますけど、それでもまだ居るわけですから」

内藤「僕の子供がまだ幼稚園に上がる前の時代ですから30年から40年以上前ですけど、とにかく待機が大変でした。全然公立に行けなくて、順番待って私立でお願いしてみたいな、それもグレードというか、金額が安かったり高かったり要するに質の問題が色々あってね。
でも、しょうがないから預けるとか、そういう感じでしたね。今やっぱり子供が少ないからですか? 集まらないというのは」

邦丸「少子高齢化の影響ももちろんあるでしょうしね。質の問題でいうと認可ではない、私立の保育園でも『うちはこういう保育をしています』っていって、たまたまうちの娘2人がお世話になった保育園って、ずーっと1年を通して一切靴下を履きませんとか、あとおやつも全部無添加。よくね、さきいかを食わせてましたよ。『それ、俺にもくれよ!』って思うぐらい」

内藤「それ、酒のツマミですよね(笑)」

邦丸「あと煮干しとか。ずーっとその方針なんで、それから、体をこのように動かすといいっていうリズム体操というのをやってたかな。そこで今度は親も参加するんですよ。親は忙しいから保育所に預けるわけじゃないですか。でも必ず『親父の日』っていうのが設けられて、そこは親父も参加して、子供達と一緒に過ごすと。うちは大丈夫だったけど、その後はそんなんだから人気保育園になっちゃって、なかなか入れなくなったという」

内藤「難しいですねえ(笑)。でもまあ、全部をうまく行かせることは無理だとは思いますけど、だから安全、安心だけじゃない『もう一個』ですよ。安全、安心は当たり前でしょ? 『私たちはこういう風に子どもたちに何かを伝えたいんだ』とか『こんな風にやっていきたいんだ』っていうポイントが強くあればあるほど、一歩前に出られるような気がしませんか?」

邦丸「ですね!」

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