ジュビロ磐田、エコパスタジアムで愛媛FCと対戦へ!ハッチンソン監督「順位表は見ないようにしている」
ジュビロ磐田は6月15日、前半戦最後の試合をエコパスタジアムで愛媛FCと対戦します。愛媛は最下位の20位ですが、前節6月8日は2位のRB大宮アルディージャに引き分けるなど、粘り強い戦いを続けています。一方の磐田は今季17~19位の下位チームに敗れ、取りこぼす傾向が続いています。ジョン・ハッチンソン監督は「順位表は見ないようにしている」と警戒感を強めています。
一問一答
-ルヴァン杯はプレーオフで敗退し、天皇杯はまさかの初戦敗退でした。改めてチームに伝えたことは。
(天皇杯は)55分ぐらいまではこのチームに対して誇りに思っていました。アカデミーの選手が出場し、すごくゲームコントロールができていいなと思ったところで、コントロールを失いました。僕たちのやり方でフットボールができなかったところが非常に残念でした。
まだ甘さであったり、強がってみせているけど、実はまだまだ甘い、弱いというジュビロが出てしまいました。そこは、シーズンの初めからメンタリティーを変えていこうと言っていたところです。またそうした顔を出してしまったなと思っています。天皇杯に出た選手もそうですし、ここに関わる全員がしっかり責任を感じ、そういった感情が出ないように、パフォーマンスを上げていくことが重要になってくるのかなと思います。
-最下位の愛媛FCですが、どう見ていますか。
非常に手ごわい相手だなと思っています。新しい監督になってからフォーメーションが変わったり、プレスの仕方がよりアグレッシブになっていますし、いいフットボールをやってくる。そして、いい選手も揃っている。ただ先ほども触れましたけど、クラブとしては今週またいいパフォーマンスを発揮できるんだということを示さなければいけない。必ず示す責任があると思っているので、しっかりといいパフォーマンスを発揮することが今週重要だと思っています。
-いいパフォーマンスを発揮するためにポイントは。
まずしっかりと自分たちのフットボールに集中することだと思うので、自分を信じること、チームメイトを信じることが大事です。また特に大事になってくる原則であったり、試合ごとのフォーカスポイントをやり切るというところなんですが、選手はまず自分自身のパフォーマンスを発揮する。そして試合に臨む姿勢であったり、心持ちがないとまたやられてしまうので、しっかりとやるぞという、自分を限界まで追い込める心持ちが重要になってきます。
結果が伴わなくても、湘南戦のようにパフォーマンスが良ければそこから学ぶことができます。湘南戦は結果が伴わなかったですが、しっかり誇りを持って戦うことができていました。
-下位のチームに勝っていませんが、やりづらさなどはありますか。
試合の臨み方や意識が間違うとやられてしまう。それを繰り返してしまっています。やれることを全てやった上で結果が出ないんだったらそれは別にいいんですが、まずはやることをやる。あまりこういう言い方はしたくないんですが、古いジュビロのような、「俺たちならやれるでしょう」という考えが出てしまっていると思います。上位陣に対してはやれているので、しっかりとやり切ることが大事になると思います。