【甲佐町】日本家屋の素晴らしきを知るパン屋さん&宿屋さん「古田パン」またの名を古民家ホテル「NIPPONIA甲佐 疏水の郷」
街を流れる大井手川により、暑い夏でも少しばかり涼を感じれる甲佐町。 その川辺にある 明治時代に建てられた家屋を利用した、甲佐の街を代表するランドマーク「古田パン」またの名を古民家ホテル「NIPPONIA甲佐 疏水の郷」を紹介します。
テレビ番組「世界遺産」を見ている気持ちで、読んでいただきたい。
タイムスリップ
慶長13年(1608)に加藤清正公によって開設された延長約kmの農業用水路。それが大井手川。 それまでは、川の氾濫が絶えず農業がままならなかった。 きっと今日紹介する、「古田パン」またの名を古民家ホテル「NIPPONIA甲佐 疏水の郷」も幾度となく水害と戦ってきたのだろう…。
「残してくれてありがとう」 と、素直に思える佇まいが
こちら。 築130年以上。川のせせらぎに揺蕩うように、ゆるりとした時が流れています。
涼しさ 懐かしさ 歴史の重み 甲佐の方々の優しさ いろんな想いを、この老家から感じます。
元はたばこ屋さん。 改築して、パン屋さんと宿屋さんに。 暖簾を分ける時に、時をかける感覚がします。
店内に入ると、時が変わったんだと確信する…これは大袈裟ではありません。
縁側があり、先ほどの大井手川をもっと近くに感じることができます。 壁際には
早朝から、仕込み寝かせ焼いたパンが並んでいます。
午後に伺ったので、売れているものが多かったのですが、それでも30種類ほどのパンが並んでいました。
個性豊かな面々。
パンの香りと、木の香りが鼻から多幸感を運んできます。 視覚からは懐古的な感情が導かれ、聴覚からは水流による涼が体を満たします。音で涼しくなるんだなぁ。
簾越しに入る日差しが、アートに感じます。 甲佐町へ時間旅行に行ってみませんか?
ちょ。疲れた
もうー疲れた… 私なりにカッコつけた文章書いてたつもりだけど、もう無理。 いつもの感じで書きます。
はい!こちらが古田パンの主である、古田さん。 「子供に安心して食べさせられるパン」を作り続ける、優しさの塊のような甲佐女子です。 古田さんがパン作りをしている様子は
お店の窓から丸見え。なんだかずっと見ちゃうんですよねー。 男が窓越しに古田さんの作業をじっと見てたら、多分通報されますんでお気をつけ遊ばせ。 ふわふわなパンを作るのかと思い、持ち上げたレーズンパンが重い!!チーズフォカッチャが分厚い!!はっきり言って勇ましいパンでした。後でお見せします。
ていうか、宿に泊まって朝起きて部屋出てきたら、焼きたてパンの匂いに包まれるって想像してご覧なさいよ! 絶対もう一回部屋に戻って、心落ち着かせ部屋を出る。そしてパンの香りを再浴する。これを50回は繰り返すよね?ね?ね? その時点でもう、優勝宿&優勝パンっす。 建物を奥に進むと
庭園と別棟宿があります。
お庭にも小川が流れていて、この庭園見るだけでも行った価値感じます。 さてそろそろパン見たいですよね。
パン実食
レーズンパンとフォカッチャを買いました。 まずレーズンパン
全長20センチくらいです。 また言うけど、ほんと重い! 古田さん曰く 「お客さんから、1個でお腹いっぱいになるから、もうちょっと軽いの作ってって言われました」 たしかーーに!何種類も食べたいもんねぇ。
パカっと割ったら おい!レーズンは!!!?? これね、重みの原因わかったよ。 レーズンだよ、まるでアンパンのあんこみたいにレーズン入ってるんだもん って写真は?? … … すみません撮り忘れました。 はい次はフォカッチャ
上から見ると、大きめのチーズフォカッチャねーなんですが 横から見ると
分厚いっ! 赤ちゃんの靴くらいはありあます。 そしてこちらも、中身がギッシリ詰まってて、食べ応え横綱です。 オーブンでちょっと焼いて食べました。カリカリの中からボワッとチーズの香りと味が溢れ出し、ギッシリ詰まったフォカッチャの塩味と相まって…しかも食べ応え十分。 んんん んんん 確かにこれ1個で満足してしましそう。 次は塩パンと、メロンパン買おう。
お宿の情報を
最近は外国の方が多く訪れると言う「NIPPONIA甲佐 疏水の郷」。
↑梁フェチにはたまらない。 ぜひ1泊して朝ごパン食べたいものです。 宿の詳細はコチラ甲佐町は可愛いカフェがたくさんできてます。デートコースにもおすすめです。