来週(2月24日~)日本のテレビで観られる「鉄板ロマンス」韓国ドラマ5選
振り返れば、韓国ドラマが日本で絶大なる支持を得るようになったきっかけはロマンスドラマだった。
近年は、斬新で観る者の関心を刺激するジャンルの作品が多数登場しているが、恋愛をテーマにしたドラマは長年愛され続けており、韓ドラのなかで一二を争う人気ぶりだ。
それだけに、日本のCSやBSなどのラインナップに加わることも多く、人気作は再放送を繰り返している。いわば、日本のテレビで観ることのできる「韓ドラの鉄板」。
10年以上昔の作品など、画質や登場人物のファッションなど、時代を感じさせるものもあるが、色褪せない魅力を放って日本のドラマファンを楽しませているのは、やはり作品そのものが面白いからだろう。
来週2月24日以降も、そんな鉄板ロマンス作品が日本のテレビで放送される予定。気になるラインナップを紹介する。
(図)Danmee パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
BS10 (旧BSJapanext)
コーヒープリンス1号店 (MBC/2007)
『コーヒープリンス1号店』は、大企業の御曹司と、彼が経営するカフェで働くヒロインが繰り広げるラブストーリー。男装女子という設定が、ハラハラとドキドキ、もどかしさを誘発し、夢中になって観てしまう作品だ。
いまや韓国を代表するスターの1人となったコン・ユをはじめ、近年色気がダダ洩れのキム・ジェウクなど、人気俳優の若かりし頃を観ることができるのも醍醐味の1つ。故イ・ソンギュンさんも出演している。
●日本放送情報:BS10/2025年2月25日(火) 午後6時~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
フジテレビTWO
偶然見つけたハル (MBC/2019)
『偶然見つけたハル』は、自分が漫画の中のエキストラであることに気づいた主人公が、シナリオを変えようと奮闘する学園ファンタジーロマンス。韓ドラロマンスの王道をいく胸キュンシーン満載の作品だ。
昨年のヒット作『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)で主演を務めたキム・へユンがヒロインを演じており、同作ではピョン・ウソクとの身長差を活かしたシーンが話題を呼んだが、『偶然見つけたハル』でも、190cmのロウン&187cmのイ・ジェウクという高身長イケメンと息を合わせて、とびきりのトキメキをプレゼントしている。
●日本放送情報:フジテレビTWO/2025年2月24日(月)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
アジアドラマチックTV
太陽の末裔 Love Under The Sun (KBS/2016)
『太陽の末裔 Love Under The Sun』は、アジア中を熱狂させたラブストーリーの決定版。常に命の危険にさらされている紛争地域を背景に、女性医師と軍人の甘い恋模様が描かれている。
ロマンス作品のヒットメーカーと呼ばれるキム・ウンスク作家が手掛けた脚本を、ソン・ジュンギ&ソン・ヘギョが抜群の演技力で役に命を吹き込み、珠玉の物語に。心を鷲掴みにされること間違いなしのシチュエーションやセリフのオンパレードだ。
二度と叶わないであろう、ビッグスターの共演だけでも観る価値のある作品といえる。
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月1日(土)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
オアシス ~君がいたから~ (KBS/2023)
『オアシス ~君がいたから~』は、1980年代~1990年代を背景にした作品で、ノスタルジックな作品が好きな人におすすめ。激動の時代を生きる3人の若者の友情と愛を描いている。
家柄による身分の違いや、出生の秘密、復讐など、古典的な韓国ドラマの要素と共に、生きるだけでも大変な環境の下、全力を尽くすそれぞれの姿が印象的。
『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』(JTBC/2024)や『トラウマコード』(Netflix/2025)での活躍が注目を浴び、今話題の人気俳優チュ・ヨンウが出演しているのも、韓ドラファンにとってはうれしいポイントだろう。
●日本放送情報:アジアドラマチックTV /2025年3月2日(日)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
KBS World
キミはロボット (KBS/2018)
『キミはロボット』は、イケメンロボットと人間の女性の、甘く切ない恋を描いたファンタジーロマンス。ピンチの時にはヒロインを助け、涙を流すと抱きしめてくれるなど、ときめかずにはいられないシーンが盛りだくさん。
また、思いやり溢れるロボットとわがままな財閥御曹司の1人2役を演じたソ・ガンジュンの熱演にもご注目。『2018 KBS演技大賞』で優秀賞を手にしている。
その他、後継者争いやクオリティーの高いCGも見どころだ。
●日本放送情報:KBS World/2025年2月24日(月)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)