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全国高校ラグビー歴代優勝校と決勝戦スコア 104回大会は桐蔭学園が連覇で5度目V

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東海大大阪仰星を下して優勝した桐蔭学園,ⒸJRFU

東海大大阪仰星に40-17

第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝が7日、東大阪市花園ラグビー場で行われ、桐蔭学園(神奈川)が40-17で東海大大阪仰星(大阪第2)を下し、2大会連続5度目の優勝を果たした。

Aシードの桐蔭学園は、前半に2トライを奪って12-0で折り返し。後半4分に東海大大阪仰星がトライを奪い返して一時は5点差となったものの、その後4トライを奪って突き放した。

前回に続く大会連覇と今夏の7人制大会に続く2冠を達成。7度目の優勝を狙った東海大大阪仰星は無念の涙を呑んだ。

全同志社が初代王者

1917年度(1918年1月)に第1回日本フートボール優勝大会ラグビー式の部として大阪・豊中グラウンドでスタート。全同志社(京都)が31-0で京都一商を下し初代王者に輝いた。

第2回大会優勝の三高(京都)は現在の京都大学。まだまだ競技人口の少なかった当時は中等学校だけでなく、大学や旧制高等学校も参加していた。全国中等学校ラグビーフットボール大会となったのは第9回大会(1925年度)からで、同志社中(京都)が6-3で南満工(満州)を下して優勝した。

歴代の優勝校と決勝戦スコアは下の通りとなっている。

近年は大阪勢と東福岡、桐蔭学園が優勝旗独占

戦後の学制改革により、全国高等学校ラグビーフットボール大会となった1948年度以降、隆盛を誇ったのが秋田工だ。優勝は全国最多の15度。1987年度の67回大会を最後に頂点からは遠ざかっているが、現在も東北の強豪として君臨しており、104回大会で72度目の出場を果たした。

1960年代から70年代は保善、目黒(現目黒学院)、国学院久我山など東京勢が強く、目黒、国学院久我山は5度、保善は4度の優勝を果たしている。

伏見工(現京都工学院)が初優勝したのは1980年度の60回大会。決勝で大阪工大高を破り、弱小校を日本一に育て上げた「泣き虫先生」山口良治監督と選手たちの物語は、テレビドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルとなった。

1988年度の68回大会は昭和天皇崩御のため決勝戦が中止となり、茗溪学園(茨城)と大阪工大高の両校優勝。大阪工大高(現常翔学園)は計5度の優勝を果たしている。

2001年度の81回大会からは啓光学園(現常翔啓光学園)が4連覇。この頃から東海大仰星や大阪桐蔭も含めた大阪勢が圧倒的な強さを誇るようになり、7度優勝の東福岡や5度優勝の桐蔭学園とともに、近年は優勝旗を独占している。

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記事:SPAIA編集部

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