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上野|梅雨のジメジメを吹き飛ばせ!「全国梅酒まつり in東京2025」に行ってきた

いろはめぐり

6月に入って徐々に蒸し暑い日が増えてきましたね。

ジメジメした梅雨の時期は、実は梅酒造りに最適な時期だといわれています。
そして、梅酒は古くから薬用酒として重宝されており、ミネラルも多く含まれているため、梅雨の時期や暑い季節の不調を吹き飛ばすのにぴったりのお酒です。

2つの意味で“旬”である梅酒を楽しむために、「全国梅酒まつり in東京2025」に参加してきました。

魅力的な梅酒を多数ご紹介しますので、興味のある方はぜひ最後までお読みください。

「全国梅酒まつり in東京2025」の詳細

開催期間は6月5日(木)~6月8日(日)の4日間。
筆者は6日(金)の回に参加してきました。

前売り券を確保していたため、入場はスムーズに行えました。
当日券の販売も余裕がありそうでした。

入場してからまずは前売り券と「梅銭」の交換へ。梅銭とは、今回の梅酒まつりで使える専用通貨で、試飲の梅酒をもらうのに必要となります。

受付テントでは梅銭の引き換えと一緒に、試飲用のプラカップとおつまみの柿ピーもいただけました。また、500mlのミネラルウォーターも100円で売っており、チェイサーの心配は不要です。

紙パンフレットの配布はありませんが、LINEの登録をすると場内の地図を確認することができるとともに、オマケで2銭もらえるそう。

今回の軍資金です。

レートは、銀=1銭、金=2銭、銅=4銭で、足りなくなったら1銭100円で追加購入ができます。

前売り券は1,600円で梅銭18銭と引き換えとなるので、200円もオトクに入場できたことになります。

氷は会場内で配布されているので、基本の飲み方はロックとなるようです。タンク式のウォーターサーバーも用意されていましたが、こちらはおそらくプラカップ洗浄用でしょう。

氷をもらって、いざ梅酒を試飲しに行きます。

試飲コーナーでは多種多様な梅酒がずらっと一列に並んでおり、スタッフの方に梅銭を渡して試飲したいものを注いでもらう方式です。

1杯目・閻魔梅酒(大分県)

まず目を付けたのはこちらの「閻魔梅酒」。1銭での交換です。

ラベルも可愛いです。

一口飲んでビックリ。ウイスキーのような芳醇な味がします。
こちらの梅酒は大分県日田市にある若松酒造さんの麦焼酎「閻魔」を原酒に、大分県産の鴬宿梅(おうしゅくばい)を漬け込んで2年ほど熟成させて作られたものです。
梅酒ビギナーの筆者は「原酒とするお酒を変えることでここまで風味に違いが出るとは…!と」、軽いカルチャーショックを受けました。

すっきりとした甘さで、ロックでも飽きなく飲める梅酒です。
1杯あたり約16mlと少ないように感じますが、飲んでみると実は意外と量があり、満足できました。

1杯目からとんでもない満足度…!

2杯目・つくし梅酒(福岡県)

お次に試飲したのは「つくし梅酒」。こちらは4銭での交換、少し高級ですね。

瓶がフラスコみたいで特別感があります。

こちらは「全国梅酒品評会2024 本格焼酎梅酒部門」にて金賞を受賞したツワモノです。

福岡県の山中で栽培された梅の実が使用されています。
ザ・果実酒といった濃い風味で甘味が強いため、お酒が得意でない方もごくごく飲めてしまいそう。とろっとした口当たりはさながらデザートワインです。

一口に焼酎が原酒といっても、元の焼酎の味が違うことでここまで風味や甘さに差が出るものなのかと、学びになりました。

3杯目・天吹梅酒龍王大吟醸仕込(佐賀県)

3杯目は会場で一番高い価格・7銭で交換できる梅酒です。

箱からして高級感がにじみ出ています。

こちらは八大龍王神社にちなんだ梅酒で、大分県の河津農園で収穫された完熟の梅を使用して作られています。

実は梅だけでなく、岡山県産のマスカットや白桃、梅の花、玄米など、日本を代表する7つのボタニカル素材が入っているのも特徴。

口に含むと爽やかな香りが鼻を抜け、そのあとに桃と梅の甘味が感じられるなんともリッチな梅酒でした。高価なのも納得の一品です。

今回ご紹介した梅酒は、意図せずすべて九州の梅酒でした。
そのほかにも「デラックス梅の実しずく」や「ワインメーカーズ梅酒 琥珀彩」などの梅酒を試飲しましたが、産地が同じでも酒蔵や種類によって味わいがまったく異なることを知り、大変いい機会になりました。

まとめ

今回、全国から梅酒が集まるイベントに参加することで、様々な産地の梅酒を試飲することができました。

居酒屋などでは、梅酒の取り扱いが1種類のみの場合も多く、飲み比べをする機会は多くありません。
かといって、いろいろな場所へ赴き梅酒を試して回るというのも難易度が高いため、今回イベントで少しずつ味見できたのはよかったです。

様々な梅酒を野外で飲んで、ジメジメとした陰鬱な気持ちを吹き飛ばすことができました。
皆さんもお気に入りの梅酒を見つけて、暑い季節に備えてみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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