「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など数々の大ヒット曲を世に送り出した〝ささきいさお〟(83歳)はデビュー65周年、変わらず躍進を続ける!
1960年に日本コロムビアからロカビリー歌手としてデビューした、ささきいさおは、〝和製プレスリー〟のキャッチフレーズで人気を博した。同時期に、大島渚監督の『太陽の墓場』(60)の主役に抜擢され、1年間、松竹映画の専属俳優として、ヌーベルヴァ―グ作品にも出演している。その後は、演劇・ミュージカル・テレビ映画などに出演。声優として、72年に『科学忍者隊ガッチャマン』にコンドルのジョー役で出演したことが縁になり、73年『新造人間キャシャーン』で、〝ささきいさお〟として初めてアニメソングをレコーディングした。
以降、生涯の代表作といえる『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ(74年)を筆頭に数多くのアニメソングを歌い、『ゲッターロボ』(74年)、『破裏拳ポリマー』(74年)、『UFOロボ グレンダイザー』(75年)、『大空魔竜ガイキング』(76年)、『惑星ロボ ダンガードA』(77年)、『新巨人の星』(77年)、『銀河鉄道999』(78年)、『ザ★ウルトラマン』(79年)などのTVアニメ、『秘密戦隊ゴレンジャー』(75年)、『ジャッカー電撃隊』(77年)などの特撮テレビ映画がある。
声優としても多くの仕事をこなし、アニメでは上述のジョーのほか、劇場映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(78年)の斉藤始役や、洋画吹替でもシルヴェスター・スタローン、クリストファー・リーヴ、テレビシリーズ『ナイトライダー』のデヴィッド・ハッセルホフなどの当たり役がある。2015年、東京アニメアワードフェスティバル2015にて功労賞を受賞している。
そんな〝ささきいさお〟は、2025年はデビュー65周年。現在83歳であるが、迫力と伸びのある声質は衰えを見せない。
2025年7月16日(水)には、「ささきいさお デビュー65周年記念 ベストコレクションCD3枚組」が発売される。65年のキャリアの中で、歌唱してきた楽曲から、アニメ、特撮ソングをメインに代表曲をはじめ、近年の曲までを厳選。CD3枚にわたり収録。ささきいさおの歴史が詰まった永久保存版のアルバムだ。同タイミングで配信もスタートする。
さらに、2025年7月20日(日)には、「ささきいさお デビュー65周年記念~仲間と祝う復活祭~」が、Zepp Haneda(TOKYO)で開催される。出演はささきいさおのほか、ゲストに堀江美都子、影山ヒロノブ、遠藤正明、速水けんたろうらが出演する。
アニソン界の大王〝ささきいさお〟は、活躍を続ける!