保護されてから7か月、『怖くてケージから出れない猫』→扉を開けたら先住猫が…微笑ましい光景が15万再生「怖いよね」「笑ってしまった」
YouTubeチャンネル『ねこまるけ / Full of cats』に投稿されたのは、保護されて7か月経つ猫が、初めてケージの外へ出ようと試みたときの様子です。飼い主さんとたくさんの先住猫さんたちに見守られながら最初の一歩を踏み出そうとするその姿は、15万再生を記録。「少しずつ慣れていこう」「優しいお父さんとお母さんがいるから大丈夫だよ」などの応援の声がたくさん寄せられています。
心に傷を負った『元野良猫』
『きのこ』ちゃんが、飼い主さんご夫婦のおうちにやってきたのは7か月前。野良猫だったきのこちゃんは、『父ちゃん』と『母ちゃん』に保護されて、このおうちで暮らすようになったとのこと。
ご夫婦がきのこちゃんと出会ったとき、きのこちゃんの首には痛々しい傷があったんだそうです。よっぽど怖い目にあったのか、きのこちゃんは警戒心の塊だったんだとか。「シャー!」と威嚇しながら猫パンチを繰り出すこともしばしば。
それから7か月が経ち、首の傷がすっかり治ったきのこちゃん。この日、きのこちゃんはついにケージの外の世界へ挑戦してみることに。おうちの中には、きのこちゃんと同じ保護猫さんたちがたくさんいますが、きのこちゃん、はたして大丈夫なのでしょうか…?
先住猫さんたちが…
ついに開かれたケージの扉。きのこちゃん、お部屋から出てくるのか…?と思いきや、出入口には先住猫さんがどっしり横たわっていたのでした。マイペースな先住猫さんの背中を見ながら戸惑うきのこちゃん。これでは出られるはずもありません。
出入口の猫さんがいなくなると、今度はボス猫さんがやってきたとのこと。「ほら、一緒にいこう」と、まるできのこちゃんを勇気づけに来たかのよう。しかし、なかなか一歩が踏み出せないきのこちゃん。
少しずつ頑張ろうね
この日は結局、ケージから出ることができなかったきのこちゃん。無理もありません。体の傷は治っても、きのこちゃんが負った深い心の傷はなかなか治らない…。それでも、愛情深く、根気よく接し続ける『父ちゃん』と『母ちゃん』の存在があります。ご夫婦の愛に包まれているきのこちゃんだから、ケージの外へ出られる日はきっと近いはずです!
投稿には「キズの深さより、父ちゃん母ちゃんの愛情の方が深いから絶対大丈夫」「父ちゃんと母ちゃんがついてるよ」「あんなに酷い目にあって辛かったのに、よくぞここまで」「きのこちゃん、少しずつ!」など、きのこちゃんを応援するコメントのほか、真摯に猫とかかわるご夫婦への敬意あふれるコメントがたくさん寄せられています。
YouTubeチャンネル『ねこまるけ / Full of cats』では、たくさんの保護猫・地域猫と暮らすご夫婦が、猫たちとの楽しい暮らしの様子を発信しています。噛まれたり引っ掛かれたりしても、笑顔で接する優しい『父ちゃん』と『母ちゃん』、そして愛情いっぱいの猫ちゃんたちの姿をどうぞお楽しみください!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ねこまるけ / Full of cats」さま
執筆:佐々木えみこ
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。