夫と“家庭内別居”したのに余計なストレスが!失敗した妻がしたこと #4「離婚を考えているなら要注意!」
配偶者と別々の家で生活するのではなく、同じ屋根の下で暮らしているけれど関わりを極力避けて過ごすのが「家庭内別居」です。
同じ家にいるのなら完全な独立は難しく、またほかの家族の存在も無視できないのが、家庭内別居のデメリットにはあります。
自分のテリトリーを守りながら、配偶者からのストレスも上手に避けるにはどんな方法があるのか、失敗した妻たちが実践していたことをご紹介します。
「元夫が浮気をしていることがわかり、『遊びだから』とまったく反省しない様子を見て離婚を決めました。
それから私が家を出るまで半年ほど家庭内別居の状態でしたが、失敗したと思ったのは、自分の貴重品を寝室に置いたまま部屋を分けてしまったことです。
私が子どもと一緒に寝起きするようになったのを見て、元夫は勝手に私の私物をそれまで一緒にしていた箱から出していました。
後で気がついて『私の年金手帳やリングとか、どこにあるの?』と訪ねたら持ってきましたが、捨てずに置いていた使い切った銀行の通帳が消えていました。
夫に確認したら、『不要だから捨てた』と言われてびっくり。
たまたま置いていただけではあったけど、離婚するときに生活費の証明になると思っていました。
元夫は、自分を見限った私の貴重品なんて、たいした価値はないと思ったのでしょうね。
家庭内別居って、こんな嫌がらせみたいなこともされるのだなと、今も腹が立ちます。
離婚を考えて家庭内別居を決めたときは、真っ先に自分のものを確保するのがいいと思います」(40代/公務員)
配偶者が家庭内別居を選んだとき、確認もせず私物を処理するような人は実際にいます。
重要なものは部屋を分ける前に持ち出すのが正解で、特に離婚を考えている場合は財産分与で不利にならないよう、保険会社の証書などを確認しておくことも大切。
後で後悔することがないよう、計画を立てて家庭内別居は進めていきたいですね。
(ハピママ*/弘田 香)