【葵区・キルフェボン】東京でも人気のタルト専門店で静岡らしいドリンク「柑橘＆煎茶」

6/22(日) 2:45配信

静岡市葵区の繁華街に、東京の銀座や青山でも人気を博すタルト専門店「キルフェボン」があります。タルトはもちろん絶品。静岡らしいドリンク「柑橘フルーツと煎茶のフルーテ」も必見です。

いつも通る道でも一本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡市の繁華街「呉服町通り」周辺の裏スポット巡りです。

白亜の外観の店から甘い香り

聞いた情報を頼りに歩いていくと、甘い香りが漂ってきました。

白い外壁に青緑色のドアと窓枠が印象的な建物が見えてきました。

お店の前には植物や古い道具が飾られ、窓からケーキが並んでいるのが見えます。

人気店だけあって大変混雑していましたが、人が少ない時間に再度訪問して取材させてもらいました。

キルフェボン静岡は、全国にあるキルフェボンの1号店です。

実は最初は雑貨店としてオープンしたキルフェボン。

当時珍しかったフルーツタルトの販売をお店の一角で始めたところ、瞬く間に話題になりました。

その後タルト専門店として歩みを進め、5月には名古屋店もオープン。今では全国に12店舗を展開する人気店に成長していったのです。

看板商品の「季節のフルーツタルト(1198円)」をチェック。

目の前に運ばれてきたのは、ブドウ、イチゴ、バナナなどの色とりどりのフルーツが美しく飾られたタルト。

まるで宝石のような輝きを放ち、一口食べると「うーん、幸せ」という言葉が自然と漏れます。

タルトはサクサク、クリームは甘さ控えめで、フルーツの良さを邪魔せず引き立てます。

キルフェボン静岡・千葉優希奈店長：
季節によって少しずつフルーツが変わってきます。今の柑橘がおいしい時期は日向夏(ヒュウガナツ)がのっています

今や東京でも人気となったキルフェボンですが、静岡らしい味のドリンクがありました。

キルフェボン静岡・千葉優希奈店長：
静岡店と東京ドームシティ店限定のテイクアウトドリンクです

「限定」という言葉に興味をそそられます。透明なプラスチックカップに入った淡い黄色のドリンクが運ばれてきました。

「柑橘フルーツと煎茶のフルーテ(756円)」は静岡テイストを盛り込んだ、これからの季節にぴったりのドリンクです。

静岡といえばやっぱりお茶です。最初は柑橘の甘みやフレッシュを感じ、あとから煎茶が効いてきました。

キルフェボン静岡・千葉優希奈店長：
このお茶はクラフトファームという静岡県のお茶の会社から提供してもらったものを使用しています。夏ミカンやレモンも入っています

かなり爽やかな味わいに、お茶の程よい渋みも加わり、絶妙なコラボレーションでした。甘いタルトのお供にもぴったりではないでしょうか。

静岡発祥のタルト専門店「キルフェボン」。美しく彩られたフルーツタルトと、静岡らしいドリンクを堪能できる特別な場所です。

東京でも人気の高級タルト専門店が、実は静岡から始まったというのが、静岡県民としては嬉しくなっちゃうお店でした。

■店名　キルフェボン静岡
■住所　静岡市葵区両替町2－4－15
■営業時間　11：00～19：00
■定休　なし
■問合せ　054-205-5678

記事へのご意見最終更新: 6/22(日) 2:45