掃除してもすぐヌメヌメ…を卒業!「お風呂」の排水口汚れを防ぐひと工夫「朝習慣にしたい」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。お風呂の排水口に「いつの間にか黒ずみやぬめりが……」なんてことはありませんか? しっかり掃除したつもりでも、数日でまた汚れてしまう。そんな悩みを減らすには、“あるひと工夫”が効果的なんです。今回は、お風呂の排水口の汚れ予防方法をご紹介します。
ポイントは“予防”にあり!汚れをためないコツ
排水口掃除は面倒で、つい後回しにしがちです。しかし見た目はきれいでも、実は“見えないカビの根”が残っていることもあり、放っておくとぬめりや悪臭、カビ汚れの原因に。結果として、掃除の手間が倍増してしまうこともあるんです。
そんな面倒を防ぐには、「汚れをためない」習慣づくりがポイントです。汚れがつく前に、ゴミ受けの汚れをサッと取り、カビやぬめりを防ぐためのスプレー習慣を取り入れましょう。これを週1回行うだけで、汚れ防止に十分な効果があります。カビを「落とす」よりも「育てない」方向へ。お風呂掃除の負担がぐっと軽くなりますよ。
使うアイテムはこれ!「強力カビハイター(ハンディスプレー)」
カビハイターの漂白成分は、カビ汚れを効果的に除去します。乾いた排水口にスプレーして約5分置き、十分に水で洗い流すのが基本です。しつこい汚れには15〜30分ほど置いてから流すと、より効果的。こする手間をかけることなく予防できるので、忙しい朝でも無理なく続けられます。
※同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があるため、ご使用の前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。
おすすめのタイミングは「朝の乾いた状態」
入浴後の湿った状態ではなく、朝の乾いたタイミングでケアするのがおすすめ。成分が薄まりにくく、効果がしっかり届きます。洗面所へ行くついでに「シュッ」とひと吹きして、約5分後に水で流すだけ。これを週に一度取り入れるだけでも、排水口のぬめりやカビを防ぎやすくなります。
ためない掃除で“きれいなお風呂”が続く
「汚れたら掃除」ではなく、「汚れないように防ぐ」。ほんのひと手間で、排水口のぬめりやカビに悩まされることが少なくなります。“朝のスプレー習慣”で、お風呂掃除をもっとラクにしましょう。
注意事項
・使用時は必ず十分な換気を行い、ゴム手袋・保護メガネを着用してください。
・入浴中の使用は不可です。
・必ず単独で使用し、酸性タイプの製品・食酢・アルコール等と混ぜないでください(有害ガス発生の危険があります)。
・使用後は十分に水で洗い流すか水拭きしてください。
・金属や一部素材は変色・腐食するおそれがあります。気になる場合は目立たない場所でテストしてください。
・また、長時間の放置や連続使用は避け、各製品の表示・説明書に従って安全にお使いください。
・使用頻度(週1回)は筆者の生活提案です。汚れ具合や季節に応じて調整し、製品表示に従ってご使用ください。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト