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【鎌倉 イベントレポ】第26回鎌人いち場 - 鎌倉の風物詩、みんなが集うコミュニティマーケットが開催!

湘南人

画像出典:湘南人

前日は雨が降り、お天気が心配されましたが、2025年5月18日(日)に、鎌倉海浜公園(由比ガ浜地区)にて、「第26回鎌人いち場」が開催されました。当日は曇り空で、風が少し強く肌寒さも感じる中、多くの人が足を運び、たくさんの笑顔や笑い声が飛び交う、賑やかな1日となりました。

鎌人いち場とは

2009年に「NPO法人鎌倉」の10周年記念事業で誕生し、毎年春と秋に開催され、盛り上がりを見せる、鎌倉の風物詩とも言える一大イベントです。

その昔、市場は商品の売買だけでなく、情報交換などを行い、人が繋がるコミュニケーションの場でもあったそう。鎌人いち場は「現代版市場」として、ただ売り買いするだけの場ではなく、「つながる・ひろがる・コミュニティーマーケット」というコンセプトのもと、人が繋がり広がっていく場として、継続的に開催されています。

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筆者は毎回遊びに行っていますが、たくさんのジャンルの出店があり、何度行っても、誰と行っても楽しめます。自由度が高く、自然と交流が生まれる、まさに開かれたコミュニティ、鎌倉のモノや人が一堂に集う、魅力が詰まった大好きなイベントです。

筆者は今回、家族で参加し、10時前から15時過ぎまで、子どもたちとフルで遊び尽くしましたので、その様子をリポートします!

様々なジャンルの出展があるため誰もが楽しめる

ステージ披露する団体も含め、毎回約260団体が出展しているそうです。来場者は約17,000人前後で、多い時は20,000人規模の来場があるそう。公園は広く、海の目の前なので開放感があり、たくさんのお客さんで賑わっていても圧迫感を感じません。

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場内は大きく「売る場」「交わる場」「食べる場」として分かれています。

画像出典:鎌人いち場

売る場

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物販、アート・クラフトの販売

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鎌倉市内で店舗を構えている方が商品を販売する場で、焼き菓子やパンなどをはじめ、本やスパイスなどを幅広く販売する物販エリアと、鎌倉市内で活躍する方をはじめ、個人で活動するハンドメイド作家による雑貨やアート作品を販売する場がありました。

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沢山の女性客でにぎわっていた、「Tipijua Handworks」さん。筆者は、リサイクル素材を手編みして作られた、かわいらしいカゴバッグと、ポンポンタッセルチャームを購入しました。店員さんに相談しながら、娘と一緒に選ぶ時間も楽しめました。

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ヒーリング

マッサージや指圧などを提供する場として、癒しの場がありました。外でのマッサージ、気持ちよさそうです!

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ファーマーズマーケット

「ハレトキ 晴レ時々野菜」や「サカナヤマルカマ」による地元の農産物や特産品を販売していました。

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フリーマーケット

リサイクル品などを販売する場としてのフリーマーケットのエリア。家庭で不要になったものを手軽に売り買いできるのは助かります。子ども服やおもちゃなどが多く売られていました。

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交わる場

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知る場

日頃の団体の活動を展示したり、情報を交換する場です。筆者が以前取材した、「まちのもったいないマーケット」を開催している「まちのコイン」のブースや、学生団体など、多くの団体のアピールの場になっていました。

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こうしたイベントでの出展は、出展者は「知ってもらえる」、来場者は「知ることができる」ので、双方にとっても非常にいい場だと改めて感じました。

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筆者もはじめて知る、鎌倉を拠点とした団体が多くありました。

我が子たちは、鎌倉を中心に子ども向けのイベントで活動している「いきまる」による、「うんどうくじ引き」に参加し、思いっきり身体を動かし、楽しんでいました。

ワークショップ

モノづくりをはじめ、昔遊びなど様々な体験ができる場です。このエリアでは特に子どもたちが多く集まっていました。

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中でも、外国人の子育てサポートを主に行っている、NPO法人「まるまーる」によるスライム作りは、子どもたちに大人気でした。

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また、娘は「Bloom Ai」の、女の子に大人気だったグラスサンドアートもしました。自宅ではできないことをこういったイベントで体験できるのは親としてとっても有難いです。

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乗馬体験

障がい者乗馬セラピーの実施と普及活動を行う、NPO法人 「人と馬の KAMAMMA (かまんま)」による乗馬体験もあります。

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市内で動物に触れ合える場は少ないこともあり、子どもたちにも毎回大人気です。

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ジャムプラザ

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場内にはステージが2か所あり、時間によって様々な歌やパフォーマンスが行われます。

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しっとりした心地よい楽器演奏や、子どもたちが元気いっぱい踊る音源など、様々な音楽やステージが披露され、大人から子どもまで楽しめます。

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食べる場

キッチンカーをはじめ、鎌倉を拠点にした飲食店が多く出展しており、多くのお客さんで賑わっていました。

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鎌倉イベントではおなじみの「鎌あいな」をはじめ、「ANOTHER DAY KAMAKURA」「ilu kamakura」、地元民にも絶大な人気を誇る「Barchie’s」や「タベルナッチャ」「THAI KITCHENマナオ」「Latteria BeBe Kamakura」などの名店が勢揃いしていました。

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このイベントで、たくさんの人気飲食店のメニューが食べられるとは、地元民でなくても、満足すること請け合いです!

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トンビの心配がありますが、テントも設置されており、飲食スペースもしっかり確保されています。40店近くの出展があり、大人から子どもまで、食べられるものも多く、1日過ごしても飲食に困ることなく過ごせます。

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鎌人いち場では、マイ箸やマイ食器の持参が推奨されており、リユース食器が導入されています。継続的に行うイベントだからこそ、環境への配慮は必要ですね。

みんなで作る、コミュニティマーケット

鎌人いち場は、毎回有志を集い、前日からの準備や、当日の撤収作業・当日の誘導や交通整理を行っています。「人との繋がり」が来場者だけでなく、ボランティアとして、参加することでも生まれますね。

様々な方の力によって運営されている場内は、いつも安心安全クリーンで、子どもたちと行っても不安に感じることなく、1日を過ごせます。公園なので、遊具があることも大きいですね。

今回、筆者は家族で行きましたが、子連れでなくても大人が楽しめるワークショップやお店もたくさんあり、15時近くにはライブに合わせ、幅広い年齢層の方が楽しそうに、思い思いに踊っている姿もありました。

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観光としての鎌倉もいいけれど、鎌倉をもっと知る、もっと楽しむなら、鎌人いち場に遊びに行くのがおすすめです!地元民はもちろん、観光で遊びに来た方も誰もが楽しめるイベントです。

様々な出店があり、自由度の高いコミュニティマーケット、「鎌人いち場」は、次回、2025年10月26日(日)に開催予定です。みなさんもぜひ、行ってみてくださいね。

第26回 鎌人いち場

開催日時

2025年5月18日 9:00〜16:00

開催場所

会場名 鎌倉海浜公園由比ガ浜地区
住所:〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-5-1

駐車場:地下駐車場あり(有料)

参加費

無料

主催

鎌人いち場実行委員会

後援

鎌倉市

(公社)鎌倉市観光協会

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