橋本祥平主演の舞台『日本三國』 赤澤 燈、平野 良ら全キャスト・キャラビジュアルなどが解禁
2025年7月~8月、東京・シアターHにて上演される、舞台『日本三國』の全キャスト、キャラクタービジュアル、公演情報の詳細が解禁となった。
『日本三國』は、マンガアプリ「マンガワン」&WEBコミックサイト「裏サンデー」(ともに小学館)で2021年より連載されている、松木いっかによる漫画作品。文明が崩壊した近未来、三つの国に分裂した日本を舞台に日本再統一を目指す青年・三角青輝の活躍を描いた架空戦記の物語だ。
脚本・演出は、歴史ものや群像劇を巧みに描き、重厚な人間ドラマとスタイリッシュな演出でも高く評価される西田大輔。主演・三角青輝 役は橋本祥平が務める。
そして、阿佐馬芳経 役は赤澤 燈、賀来泰明 役は平野 良、菅生 強 役は山本一慶、龍門光英 役は松田賢二、平 殿器 役は宮下雄也など、実力派俳優が集結。『日本三國』の知略と謀略が渦巻く熾烈な戦乱の世を体現する。
また、西田大輔、橋本祥平のコメントも公開された。
キャラクタービジュアル
【あらすじ】
令和末期の近未来。
日本は衰退の一途を辿り、民衆の暴力大革命を経て国家形態は崩壊。
文明は明治初期レベルまで後退し、事実上の日本滅亡を迎えた。
戦乱の世が再び始まり、数十年後——
大和・武凰・聖夷の三つの国が覇権を争う三国時代に突入することとなる。
——時は大和歴56年冬。
大和・愛媛郡に生まれた三角青輝は司農官の仕事に就きながら、妻・小紀と幸せに暮らしていた。
ところがある日、大和の権力者である内務卿・平 殿器が町を訪れ、その独裁ぶりで人々を恐怖に陥れる。
そこで起きた事件をきっかけに、腐敗した政府を正し、泰平の世を築くことを固く誓った青輝。
辺境将軍・龍門光英のもと仕官となる「登龍門」をなし遂げる為、
単身向かった首都・大阪で同じく「登龍門」を目指す阿佐馬芳経に出会う。
一方、 北の地を領土とする聖夷では輪島桜虎を筆頭とした政変(クーデター)が起こり、新政権のもと大和に対し西征の兆しを見せていた。
三国の数多の思惑が蠢き、遂に天下が動き出す。
後に、奇才軍師と評される彼の伝説が——今、始まる。
脚本・演出:西田大輔 コメント
この度、舞台『日本三國』の脚本・演出を務めさせていただきます。
原作漫画をこのお話を頂く前に読んでいました。
もし舞台になるとしたら、自分で手掛けてみたいと思っていた素晴らしい作品です。
「演劇」はひとつの「革命」だと思っています。
この骨太な物語の先にある、大いなる革命の息吹を、繊細に大切に、舞台上で
描けたらと思っています。
素晴らしい俳優陣が揃いました。僕も、楽しみです。
三角青輝 役:橋本祥平 コメント
舞台化を通してこんなにも面白い作品と出会えたこと、心から幸せに思います。
西田さんの思い描く舞台『日本三國』の世界。
それに加え、こんなにも手練れで心強い出演者の皆さん。とても心が躍ります。
ただ裏を返せば、これは芝居合戦にもなりそうな予感。
物語の中での争い、役者同士のぶつかり合い。
稽古から本番まで、非常にひりひりした期間になること間違いなしです。原作を読んで受けた衝撃を、舞台という生ものだ
からこその臨場感でお客様にお届けしたいと思います。