【2025年福袋】いきなり!ステーキの『福袋Aセット(税込8800円)』を購入したら謎の現象が起きた
もはや私(耕平)の中で、年末の風物詩と化した「いきなり!ステーキ」の福袋。例年好評を博しているであろう3種類のセット展開は今年も健在だ。いずれも、本格的な肉料理を自宅で楽しめる内容となっている。
今回はその中で最もリーズナブルな『Aセット(税込8800円)』を購入してみた。今年も肉にまみれて年末を迎えることができるのか……とワクワクしていたら、配送時に予想外の出来事が起こり、思わず首を傾げることになった。果たして、何が起きたのか……。
・謎の配送方法
例年通り年末に向けて「いきなり!ステーキ」から発表された2025年の福袋。
今年は14000円相当が入ったAセット(税込8800円)を筆頭に、15500円相当のBセット(税込10000円)、23000円相当のCセット(税込15000円)の3種類がラインナップされた。いずれも約35%オフというお得な内容で、肉好きには見逃せない商品構成となっている。
昨今の物価高騰を考えると、この価格設定は決して高くはないと考えている。特にAセットは、1商品あたり平均1000円前後で自宅で味わう本格的な肉料理が楽しめる計算となり、コスパは抜群ということでAセットを購入することに決めた次第だ。
数日後、待望の商品が到着。
箱を開けると、まず目に飛び込んでくるのは「ワイルドハンバーグ(300g×3個)」。
続いて「いきなり!サーロインステーキ(150g×2枚)」
「ワイルドステーキ(200g×3枚)」も入っている。
しかし、ここで違和感が……。セット内容に明記されていたはずの「いきなり!スパイス」と「いきなり!ソース」が見当たらないのだ。
カスタマーサービスに連絡すべきか迷っていたところ、ゴミ出ししようと玄関を開けると、別の小箱が置き配で届いていた。
まさかと思い、部屋に戻って箱を開けてみると……
なんと、その中に行方不明だと思っていた「いきなり!スパイス」と「いきなり!ソース」が入っていた!
なんで、分けて配送されたのか? もしかしたら調味料の取り扱いに関する配送上の規定があるのだろうかと思ったが、昨年は1つの段ボールに同封されていたので、その理由は明確には分からないまま。ただ、全ての商品が無事に届いたことにホッとした。
・今年もいきなり肉祭り!
さて、いよいよ自宅で肉の饗宴の始まりだ。最初に「ワイルドハンバーグ」をフライパンで両面をしっかりと焼き上げて……
続いて「いきなり!サーロインステーキ」と「ワイルドステーキ」を強火で表面をサッと焼き、ミディアムレアに仕上げる。
今年も肉祭りが開宴!
まずは「ワイルドハンバーグ」を一口。
抜群の安定感!
ジューシーな肉汁が口の中に広がり、300gという豪快なサイズなのに肉質は柔らかく、噛むごとに旨味が溢れ出す。
次に「いきなり!サーロインステーキ」を口に運ぶ。
幸せすぎる。
150gと1人前としては程よいサイズ感。柔らかい肉質で、まさに至福の一枚だ。付属のソースが付いているが「いきなりソース」を振りかけると、さらに味わいが深まる。
最後に「ワイルドステーキ」をガブっと口にほおばる。
肉汁すげぇ!
200gの厚みのある肉質は、食べ応え十分。ミディアムレアの焼き加減がバッチリ合っていて、サーロインとはまた違った力強い肉の旨味を楽しめる。
実食を通して感じたのは、相変わらずクオリティが高いな……ということ。ただ、同時に昨年とほぼ同じラインナップというのが若干の心残り。「いきなり!ステーキ」には他にも魅力的なメニューがあるだけに、来年は新しい商品との出会いがあることを期待したい。
・もう一つの福袋
ちなみに、今回紹介した福袋は「いきなり!ステーキ」のネットショップでまだ販売している。また、上の福袋とは別商品になるが、楽天市場でも購入できるようだ(いずれも2024年12月29日時点)。
さらに、今年も2025年1月1日から各店舗で別タイプの福袋が販売されるという。内容は税込3000円で4000円分のお食事割引券(500円×8枚)が購入できるというもの。
これは2023年に物議を醸した、福袋という名の割引券の条件を緩和したバージョンだ。当時は利用制限が厳しくさまざまな声が上がったが、最終的に3000円で900円分お得になるクーポン券という内容となっていた。
「袋」の要素は皆無だが、実用的な内容であることは間違いない。常連客にとっては普段の食事がお得になるため、むしろ歓迎すべき商品かもしれない。
そんなわけで肉好きにとって、年末年始の楽しみとなった「いきなり!ステーキ」の福袋。今回は配送方法に謎が残ったものの、内容は満足できるものだった。
ただしマンネリ化を感じさせる部分もあり、次回は新たな驚きと出会えることを切に願いたい。
参考リンク:「いきなり!ステーキ」ネットショップ、楽天市場
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.