札幌は傘と防寒具を!あす23日からの北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年10月22日更新
北海道のあす23日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
道内も、東京も大阪も寒い!
新千歳空港です。もう暗くなっています。そして、上空の寒気の影響できょう22日(水)も寒かったですね。
午前9時から午後3時までの最高気温は札幌10.7度など広く11月上旬から中旬並みでした。紋別南部の遠軽町白滝では最高気温が3.8度と寒くなりました。
そして本州でもきょう22日(水)は寒気と雨の影響で寒くなって、東京や大阪も昼間は15度に届きませんでした。本州はあす23日(木)は晴れて寒さが緩みますが、北海道はあすも寒さとすっきりしない天気が続きます。
素直にお伝えします!「率直天気」
あす23日(木)の天気に関して児玉予報士が素直に思ったことをお伝えする「率直天気」です。
「念のため傘を持っておくと安心だよ」
自信なさげな言い回しですが…
児玉予報士「自信がないわけではなく、どこで雨が降るのか、予想が難しいんです!」
難しくさせている原因は、小さな低気圧が発生するからです。
宗谷の西海上に発生する低気圧。上空に寒気を伴っていて、大気の状態がやや不安定になります。
あす23日(木)は昼頃から所々でにわか雨があり、峠や山間部は雪がまじりそうです。濡れた路面の凍結に引き続き注意が必要です。
23日(木)の天気と気温
岩見沢です。きょう22日(水)も路面が濡れていますね。
今週は寒気の影響で岩見沢など日本海側を中心に連日、雨や雪が降っています。あす23日(木)も傘が必要ですよ。
あす23日(木)の天気と気温です。
日本海側は雨や雪。太平洋側やオホーツク海側も午後はにわか雨の可能性があります。気温はきょう22日(水)と同じくらいで、寒さが続くでしょう。
旭川です。もう暗いですが、ここ数日の寒さで木々の色づきが一気に進んでますね。
そしてきょう22日(水)、旭川地方気象台では、神楽岡公園にある標本木の大部分の葉が赤くなったということで、カエデの紅葉を発表しました。
あす23日(木)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝は日が差しますが、昼頃は札幌や小樽、室蘭方面で雨、夕方は渡島半島でも雨が降るでしょう。中山峠は雪がまじりそうです。
道北・空知です。
昼頃は各地で雨、夜は宗谷や留萌地方を中心に雨や雪が降るでしょう。最高気温は広く一ケタで、旭川は8度の予想です。橋の上など濡れた路面の凍結にも注意して下さい。
道東・オホーツク海側です。
道東を中心に晴れますが、午後はオホーツク海側や中標津周辺で雨や雪の降る時間があるでしょう。朝は中標津でー2度、北見は0度まで下がります。
23日(木)からの週間天気予報
函館です。寒さは続きますか?
週末は一旦寒さが緩みますが、来週は再び寒気が強まり、道南でも雪が降りそうです。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
青枠で囲った地域、金曜は札幌周辺やオホーツク海側でにわか雨が、土曜の朝は道北の一部でにわか雨があるでしょう。日曜午後の雨のあと、寒気が強まり、月曜の夜から道北で雪、火曜は札幌でも雪が降りそうです。
太平洋側です。
金曜と土曜は晴れるでしょう。土曜は寒さも少し緩んで、お出かけにもまずまずです。日曜の雨のあと、月曜からは再び寒くなり、火曜は函館や室蘭でも初雪となる可能性があります。
23日(木)の札幌の朝昼晩の天気
あす23日(木)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼頃は雨が降りそうですね。降り方は弱いですが、傘が必要です。
あす23日(木)も日中は11月上旬並みの寒さが続くので、厚手の上着や手袋、ストールなど防寒アイテムがあると良さそうです。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※22日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU