ボトルがまるで美術館 阿佐ヶ谷の名店の記憶
金曜ワイドラジオTOKYO『えんがわ』
ご紹介したのは、RN:動かない歩道 さんからいただいた酒場エピソード。
私が忘れられない居酒屋は、阿佐ヶ谷にあった「ラジオ屋」です。
お店はカウンターのみで6席ほど、店主のおじさんは時々水を向けられると話をしてくれる感じの穏やかな人でした。
シメには「辛ラーメン」を頼むのが、いつもの流れでしたねぇ。
その「ラジオ屋」さんは、何故かデザイナーさんや漫画家さんが集まる場所で、私もデザイナーの端くれとして、集まる著名な方々と、他愛無い会話ができる空間が刺激的でした。
みんな焼酎のボトルを入れて、名前の他に絵を描いてあるのですが、
ボトルを眺めると「えっあの漫画家さんの!」とか、「あのデザイナーさんのだ!」という、ファンなら垂涎のボトルが並んでいて、さしづめちょっとした美術館でした。
閉店してからかなり経ちますが、「ラジオ屋」で過ごした日々は忘れる事はないでしょう。
※一部、掲載用に変更しております。
素敵な酒場エピソード、ありがとうございました!
(TBSラジオ『えんがわ』より抜粋)