Yahoo! JAPAN

【高知グルメPro】石焼丼でいただく鰻!鶏!魚!鰻屋が営む絶品石焼まぶし「鰻橋本 石焼まぶし」フードジャーナリストが行く高知満腹日記

高知県まとめサイト 高知家の○○

【高知グルメPro】石焼丼でいただく鰻!鶏!魚!鰻屋が営む絶品石焼まぶし「鰻橋本 石焼まぶし」フードジャーナリストが行く高知満腹日記

ひつまぶしでもない。石焼ビビンバ でもない。

新たな石焼き料理である。

以前紹介した鰻屋「鰻HASHIMOTO」が、高知市の中心エリア廿代町(にじゅうだいちょう)で新たに始めた料理店「鰻橋本 石焼まぶし」という。

[recommended_posts_by_url url="https://kochike.jp/column/247797/"]

その新たな「石焼まぶし」は4種類用意されていた。

「鰻」、「牛肉」、「鶏肉」、「魚」であり、鰻は1匹と半匹を選ぶことができる。

そこで、鰻1匹と鶏肉、鮭を頼んでみた。

まず「鶏肉」がやってきた。

なんと石焼丼によそったご飯の上には、焼かれた鳥もも肉が一本、鎮座している。

なんだ、この迫力は。

かかって来い!と手招きされているようで、食欲が湧いてきた。

さらに鶏ハムと野菜も添えられており、これで1800円はお値打ちだろう。

まずはタレをかけ、鳥もも肉にかじりつき、そのエキスをご飯で受け止める。

次に鶏肉をむしり、黄身をつぶして、入念に混ぜてから食べ始める。

うん、これは、ゼータクな鶏ビビンバ だな。

熱々の石丼なので、おこげができ、香ばしくて美味しいぞ。

しかし、これで満足してはいけない。

次に第三段階として、薬味をここに参戦させて、味の変化を試みる。

小皿に、ネギ、ワサビ、あられ、胡麻、味噌といった薬味が添えられている。

味噌は、赤味噌、醤油、砂糖、酒を入れて伸ばした味噌であるから、旨味が濃い。

ネギとワサビを入れると刺激が加わり、箸を持つ手が加速していく。

だが、これでもなお満足してはいけない。

第四段階は、茶漬けという楽しみが待っている。

出汁は2種類。

カツオ出汁と豆乳出汁である。

カツオ出汁は想像できるので、豆乳出汁をかけてみた。

ううむ、いけるではないか。

考えてみれば、フランス料理にはブランケットドプーレなる、鶏肉のクリーム煮があるように、鳥とミルクは相性がいい。

第一段階目は洋食で、第二段階目は韓国料理、第三段階目は和食になり、第四段階目はフランス料理を食べている気分である。

お茶碗に装って4膳食べているのに、めくるめく味変があって、面白い。

次は鮭である。

分厚い切り身鮭と鮭フレークが乗っている。

これも、第一段階から楽しんでみた。

カツオ出汁と豆乳の両方試しちゃったから、五段階か。

良質な焼き鮭は、もう何もかけずそのままご飯を掻き込んでもうまいのだが、豆乳でフレンチにすることで、楽しいったらありゃしない。

ここに豆乳にネギとわさびとごまを入れると和食になって、これまた楽しいのだな。

さあ、最後は鰻である。

鰻は、いったん丼から外して別皿にとっておくといい。

スプーンで混ぜる時に、柔らかい鰻の身が、細かくなってしまい迫力にかけてしまうからである。

これも前回同様、三段階で食べすすめ、最後の茶漬けはカツオ出汁だろうと考えた。

どう考えても豆乳は鰻と合わない。

「鰻はカツオ出汁でしょ、鳥や鮭は豆乳でもいいけど」と、店の方にいうと、「いや鰻でも豆乳で喜んでもらえる人がいます」と言う。

それはそのお客さんの味覚がおかしんじゃないかと思いながらも、そう言うならと試してみた。

ネギと味噌を入れてから、豆乳出汁をかけてみる。

むむっ意外にいけるじゃないか。

豆乳の優しい甘みと味噌の塩分とうま味が抱き合って、そこに鰻の甘い脂が溶けていく。

栄養分に富んだ白濁した川を泳ぐ鰻という風情である。

いやあ、面白い。

薬味と出汁の組み合わせを考えれば、食べ方は70通りはゆうにあるのではないか。

これはまた来なくちゃ。

訪ねるたびに、新しい味の発見がありそうでな店である。

店舗情報

鰻橋本 石焼まぶし

営業時間:【ランチ】月曜~金曜日 11:00~15:00(L.O 14:30) 【ディナー】火曜~土曜日17:00~21:15(L.O 20:45)

定休日:月曜日夜、土曜日昼、日曜日

住所:高知県高知市廿代町7-23 マツチヨビル1階

電話:088-802-5028

 

おすすめの記事

新着記事

  1. 朝イチ更新!4コマ漫画『かりあげクン』雨を見てとった驚きの行動とは

    ふたまん++
  2. 【日本純喫茶紀行】時空を超えた空間で味わう絶品ナポリタンとは? / 東京都台東区上野の「純喫茶 丘(おか)」

    GOTRIP! 明日、旅に行きたくなるメディア
  3. 【大人気おりがみ作家カミキィさんインタビュー後編】「苦手な人にこそ、折ってみてもらいたい」。カミキィさんが語る、コミュニケーションツールとしてのおりがみの楽しみ方

    ラブすぽ
  4. 【ボーナスいくら?】32歳、製造業。子どもが2人います。もっとレジャーに使いたいです【FPが解説】

    4yuuu
  5. 深刻化する薬物乱用問題「ダメ。ゼッタイ。」小倉駅JAM広場で街頭キャンペーン開催

    キタキュースタイル
  6. 『自分が選んだと思っていたけど…』保護犬カフェで運命の出会い→涙が出るほど『尊い光景』に1万いいね集まる「運命」「僕のって顔」と絶賛の声

    わんちゃんホンポ
  7. 「ニベアクリーム」が“まさかの場面”で大活躍!「子どもにも教えたい」「いざという時に助かる…」

    saita
  8. 犬に絶対バレないよう『細心の注意を払って帰宅してみた』結果…予想通り?まさかの光景が21万再生「フフッてなった」「期待を裏切らない」

    わんちゃんホンポ
  9. 【姫路・加古川周辺】室内遊び場11選!雨の日も子連れでおでかけできる無料スポットを紹介

    兵庫県はりまエリアの地域情報サイト TANOSU
  10. しっとり&美肌見えを叶える!ベスコス受賞の「名品下地」をレビュー

    4MEEE