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波止でのジグサビキ釣行でボウズ逃れのサバをキャッチ【大阪南港】雨後の水潮に苦戦

TSURINEWS

苦戦の末サバをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

大阪の週末の天気は最悪で、どんな時間も釣行に出かけられるものではなかった。そこで月曜日の朝夕に時間を作り、少しだけ釣ってみることに。朝マヅメに出かけた南港では、サワラの回遊があると連日釣果情報が上がっている。LSJでやってみて、どうだろうか?しかし、最後の最後まで魚は現れず……?

大阪南港でLSJ釣行

朝、4時半にセットしたアラームが鳴り、起床。窓から外を見てみると、なんとか曇りで持ちこたえている。これなら釣りができないこともない。始発の電車に乗って、シーサイドコスモを目指した。ちなみに、万博のため、中央線は朝早い時間でも座ることができない、ほとんど満員という状態である。

釣り場についてみると、やはり心配になるほど曇っている。ローライト。おまけに二日降り続いたせいで、見るからに海は水潮状態だ。まあそれでも、サバくらいなら何とかなるか、と思い直す。ここ最近はサバがごっそり入っていて、釣るのに困った日はないのだ。

LSJタックル1本。メタルジグは40gを中心に使っていく。サワラの回遊の噂があるので、16lbリーダーの先に10号の太さの先イトをノットした。今回はジグサビキはぎりぎりまでつけずにやっていく。

一切アタリが出ない

まずは表層のチェックからだ。この時間帯は魚が浮いていることが多いので、投げては早巻きでとにかく活性の高いヤツらがいないか確認する。釣り場全体的にそうやって打っていったが、残念ながら表層でアタリは出ない。中層ではどうか?同じようにキャスト、15カウントほど沈めて、早巻きで誘う。

曇天すぎる釣り場(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

だが、これも完全に魚に無視されてしまった。ブレードカスタムしたメタルジグ、アピール力は抜群のはずだが、魚たちよ、どうした?サバの1尾のアタリも出ないとは――もしかして、悪い日なのかもしれない。潮回りは大潮とよく動く潮なのだが、水潮のせいで魚たちも息苦しいのか、まったくだめだ。

粘りのジグローテーション

ここまで約2時間程度。一切アタリがない時間をこれほど長いこと過ごすとは、予想外だった。

おそらくこの先、サワラが来ることはないだろうと思い、ここで先イトを外してジグサビキにスイッチする。メタルジグのカラーもちょこちょこ変えながら、粘投した。

もはや日は上がって、最初は曇天だった天気も少しは良くなってきたので、おそらくボトムに魚がいるだろうと踏み着底させてからのジャーキング。15回ジャークしてから、フリーフォールで沈める。どこかで食わないか?どこでも食わない。

アタリがなく苦戦(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

あれ、まずいかもしれないぞ。若干あきらめの感が心中にわいてきた。私は今年、2回ボウズをしている。もしかしたら、3回目になってしまうかもしれない。

それも、先日までサバだらけだった海で、やらかしてしまうのだろうか?周りの人を見ると、サビキ師たちはまばらにだがサバを釣りあげている。魚が完全にいないわけではないのだ。だが、相当群れは薄くなっているようで、やばい感じがしてきた。

ラスト一投回収間際のサバ

あ、これもうダメだな。場を「見切り打ち」しながら、あきらめが濃くなってくる。ついに、自分の拠点としていた、リュックを置いた場所まで戻ってきてしまった。ここで表層とボトム付近をチェックして、ダメなら終わりにしよう。まあ、もう絶対ダメだけど。

それが、最後の最後に何が起こるかわからないものである。ボトムに着底、ジャーキング、フォールを繰り返していた釣りで、距離的にラストのジャーキングとなった1回で、サバがヒットした。

ラスト一投でのサバ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

釣り人の「ラスト一投」は実らないものと、相場はそう決まっている。私も完全にあきらめていて、こうなるとは思いもしなかった。ジグサビキのほうを食っている。ああ、これつけておいてよかった。

なんとかボウズ逃れできて、納竿。しかし、今回の海の状況は気になった。南港釣り園ではサワラが爆発しているというが、コスモではまったくお見掛けしない。それどころか、サバでさえこれだ。今後、ちょっとどういう動きになるかわからない。来週は潮が悪い日だが、ボウズ覚悟でもう一度確認しにいこう。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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