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ヒントはアクアリウムの巨匠!?「大南造園(おおみなみぞうえん)」の降幡篤志さんが手がける「庭rium」植木をアートに昇華させた”フレーム”というアイデア@長野県安曇野市

Web-Komachi

長野県安曇野市で「大南造園」を営む降幡篤志(ふるはた あつし)さん。家業を継ぐため、10代から造園業に従事していましたが、10年以上経っても仕事に対しての情熱は高まることなく、ネガティブに言えば「家業だから、なんとなくでやっている」といった感じだったそう。

そんな降幡さんに変化があったのは30歳の頃。父から事業を継承し、責任感とともに、どうやったらハイエンドなイメージが強い日本庭園をカジュアルに普及させられるかを考えるようになりました。

処女作である「森羅万象」。先代がまっすぐだった幹を、わざと横へそり出るよう手を入れた赤松を譲り受け、庭riumに落とし込んだ作品。

そのひとつが庭木をフレームで囲い、さながら水草や流木、石などで装飾された水槽のように見せるアイデア。アクアリウム界の巨匠・天野尚氏の作品を見てピンときたそのアイデアにアップデートを重ね、「庭rium」と名付けて展開。

また、近頃は松くい虫による長野県産赤松への被害に対する啓蒙活動の一環として、松本市に本社を構えるギターブランド「DEVISER」とのコラボレーションも実施。2024年に竣工された「ディバイザーテクニカルセンター」の入口にコラボ作品が設置されています。

※この記事は「長野Komachi2025夏号」に掲載された内容をもとに作成されています。

長野県の情報サイト Web Komachi

大南造園
(おおみなみぞうえん)
●住所
長野県安曇野市三郷小倉5852-3
●電話
090-2407-6502
●営業時間
8:00~17:00
●定休日
日曜
●instagram
https://www.instagram.com/ominamizouen3988/
●HP
https://ominamizouen.com/

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