【パ・リーグ首位攻防】4連勝中の日本ハムは伊藤大海、オリックスは6連勝中の“ハムキラー”九里亜蓮
4勝1敗、防御率2.45の伊藤
引き分けを挟んで4連勝で首位に立った日本ハムは、13日から本拠地エスコンフィールドに2位オリックスを迎えて3連戦(いずれも13時開始)。初戦は伊藤大海が先発する。
昨季14勝5敗で最多勝と最高勝率に輝いた右腕は、今季も6試合で4勝1敗、防御率2.45と好スタート。前回6日のオリックス戦で7回1失点(自責0)で勝ち投手となっており、そこから中6日で2度目の対戦だ。
ただ、オリックス打線は首位打者の太田椋や西川龍馬、杉本裕太郎、頓宮裕真らが振れている。一発には気を付けながら大胆かつ慎重に攻めたい。
11日の楽天戦では台湾球界から加入した古林睿煬が、100球未満で完封する「マダックス」を達成。伊藤も「火球男」に続く力投でチームを5連勝に導くか。
無傷の4勝、防御率1.20の九里
一方、オリックスの先発は九里亜蓮。広島からFA移籍した今季は6試合で無傷の4勝、防御率1.20をマークしている。
しかも日本ハム戦は早くも4試合目で、ここまで3戦3勝、防御率0.72と完璧な成績。25イニングで2失点に封じ、12球団最多の39本塁打を放っている日本ハム打線に1本(万波中正の1号ソロ)しかサク越えを許していない。
特に前回5日は8回131球を投げて4安打無失点で、チームを1-0の勝利に導いた。広島時代から通算6連勝しており、“ハムキラー”と呼ぶに十分な活躍を見せている。
13日は球団がオリックスとなってから通算5000試合の節目の一戦。北の大地で九里が日本ハム打線を翻弄し、メモリアル星を飾るか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-ロッテ・小島和哉(楽天モバイル)
ソフトバンク・L.モイネロ-西武・菅井信也(京セラドーム大阪)
【セ・リーグ】
ヤクルト・A.ケイ-阪神・才木浩人(ハードオフ新潟)
中日・三浦瑞樹-ヤクルト・小川泰弘(豊橋)
広島・森翔平-巨人・戸郷翔征(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部