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トリモチまみれの衰弱した子猫を保護→病院で『原因不明の病』が判明して…懸命に戦う姿に応援の声多数「頑張ろうね」「絶対大丈夫」11万再生

ねこちゃんホンポ

Youtubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』に投稿されたのは、保護された1匹の子猫の闘病記録。ビスコちゃんに他の猫とは違う体調の変化を感じた保護主さん。病院に連れて行ったところ、病気を抱えていることがわかったのだそうです。動画は8.8万回以上も再生され、「健康でのびのび暮らせるようになりますように」「はやくよくなりますように」など、たくさんの応援の声が集まっています。

トリモチまみれで保護された子猫

ある日畑に捨てられていたところを、保護されたビスコちゃん。体が濡れている様子だったので、温めてあげようとしたところ、実は濡れていたのではなく、トリモチがべったりと付着していたのだそうです。

すぐにトリモチを取ってあげたかったそうですが、ガリガリに痩せて体力が落ちていたビスコちゃんには負担が大きすぎるため、まずはたくさんご飯をあ食べてもらうことに。

翌日、保護主さんは小麦粉やサラダ油を丁寧に体に塗り込んで、トリモチを除去してあげたといいます。

なんとなく他の子猫とは様子が違うビスコちゃん

保護主さん宅にいる他の子猫たちと合流し、一緒に生活をはじめたビスコちゃん。

しかしある日、猫風邪にかかってしまい、病院へ行くことに。その日はその場で済む処置だけで済んだものの、翌日嘔吐してしまい、再度病院を受診したのだとか。

エコー検査を行った結果、ビスコちゃんには「胆泥症」の様な症状があったのだとか。胆泥症は胆汁が濃縮したものが胆のうに溜まる病気のこと。主に高齢の猫や犬に見られる症状で、病院の先生も猫では初めて見るという珍しい症状だといいます。

加えて少量ではあるものの腹水も溜まっていたため、この日は抗生物質や痛み止めなどを入れた皮下点滴だけして翌日まで様子を見ることに。

翌日、朝から入院し静脈点滴や再検査を受けたビスコちゃん。エコー検査の結果は昨日よりは良くなっていたため、対症療法をしながら今後の検査をどうするか考えることになったのだとか。

病院で検査を続けますが、原因は分からず…

通院しながら原因究明のために検査を続けるも体調不良の原因が分からないビスコちゃん。普段は元気にムラがあるとのことで、午前中は元気がなく寝ていても、午後は他の子猫と走り回っていることもあるそうです。原因が分からないので保護主さんも心配そうです。

今後はCTやMRIなどで詳しく検査することを検討しているそうです。早く原因が判明して、適切な治療を受け、元気になることが望まれます。

この投稿には、「ビスコちゃん、必ず元気になるからね。大丈夫、安心してね。」「小さな体でずっと炎症とたたかっているのかと思ったら涙が出て来ました」「ビスちゃんこれからいろいろな検査があると思いますが頑張って下さいね」「ビスコちゃんが元気になる事を祈っております」「にこねこファン全員が君のことを心配し応援しているよ」など、多くの応援が寄せられています。

YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』には、ボランティア団体と連携を取りながら、個人で保護活動を行っている、にこママさん、にこパパさんと保護された猫たちの様子がたくさん投稿されています。

写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」さま
執筆:高橋 実可子
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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