【倉敷市】玉島ランチスタンド ~ 管理栄養士が作るサプリメントランチで心も体も栄養チャージ
バランスの良い食事が大切。
わかってはいるけれど、栄養バランスまで考えた食事を毎日考えるのは大変です。
岡山県倉敷市玉島にある「玉島ランチスタンド」は、管理栄養士が考えた、栄養たっぷりのランチを提供しています。
食事で自分を労わりたい人にぴったりな玉島ランチスタンドを紹介します。
「玉島ランチスタンド」とは
「玉島ランチスタンド」は、倉敷市の新倉敷駅から歩いて4分の場所にあるお店です。
オーナーの永樂皆実(えいらく みなみ)さんは管理栄養士でもあり、旬の食材を使った体を労わるランチを提供しています。
玉島ランチスタンドの営業はランチタイムのみ。
夜になると同じ場所で「玉島バルBRUNO」が営業しています。
お店に行くときは玉島バルBRUNOの看板を目印にするとわかりやすいです。
駐車場はお店の前と西側のエリアにあり、車で来ることもできます。
電車でも車でもアクセスできるのはありがたいですね。
店内のようす
1階は2人用と4人用のテーブル席が一つずつと、カウンター席がならびます。
カウンター席があるとひとりでも行きやすいですね。
2階には4人掛けのテーブル席が5つ。窓からは電車の走る姿が見られます。
2階のほうがスペースが広いため、家族や友達と利用しやすそうです。子ども用のいすもあるほか、ベビーカーの持ち込みも可能です。ただし、2階への階段が少しせまいため、利用時は注意してください。
席の予約はお店のInstagramのDM、または電話で受け付けています。
メニュー紹介
続いて、玉島ランチスタンドのメニューを紹介します。
週替わりのランチや、サラダランチ、ローストビーフ丼まであり、メニューを見ているだけでお腹が空いてきます。
ランチメニューのほかに、単品メニューもありました。
お店おすすめ!週替わりサプリメントランチ
1番のおすすめは週替わりメニューの「サプリメントランチ」です。
管理栄養士の資格を持つ永樂さんが、季節や体調に合わせてメニューを考えています。
ご飯と前菜、ワンプレートのおかずがセットになっており、毎週水曜日にメニューがかわります。
「週替わりサプリメントランチ」は毎週食べに来る人もいるほどの人気メニューです。
筆者が食べた週は「新玉ハンバーグ」でした。
新玉ねぎの下にはハンバーグがかくれており、食べごたえ満点です。
ハンバーグのまわりや前菜のプレートには野菜がたっぷり添えられています。「次はどれを食べよう?」とわくわくしながらいただきました。
玉島ランチスタンドでは、「良い野菜を食べてほしい」という思いから、野菜も農家さんから直接仕入れています。
その季節に必要な栄養を、新鮮な野菜といただく…。
まさに体に良いことづくしのランチですね。
スイーツも食べたい人に!デザートセット
ランチはセットメニューにもできます。
良い機会なので甘いものも食べたいと思い、デザートセットを頼みました。
デザートセットではドリンクと、店内の黒板メニューからデザートが選べます。
取材時は旬のいちごをたっぷり使ったティラミスをいただきました。すずやかなガラス容器にいちごがたっぷり。
いちごは「いちご屋ROSSO(ロッソ)」、チーズは「倉敷チーズ工房ハルパル」のものを使用しているそうです。
しっかりランチを食べたあとでしたが、ぺろりと平らげてしまいました。
食事のあとにはコーヒーとデザートをいただき、大満足のお昼ご飯でした。栄養にまで気を使ったサプリメントランチはまさにご褒美ランチにぴったりです。食材やメニューからは店主の食事へのこだわりが感じられます。
どのような思いでお店をしているのか、店主の永樂さんにインタビューしました。
オーナーの永樂さんにインタビュー
オーナーの永樂皆実(えいらく みなみ)さんに、お店を始めた経緯やメニューへのこだわり、今後の思いをうかがいました。
提案の幅を広げたい。玉島ランチスタンドを始めるまでの道のり
──玉島ランチスタンドを始めた経緯を教えてください。
永樂(敬称略)──
昔から食事や健康について考えることが好きで、お店を始める前は、病院で管理栄養士をしていたんです。
管理栄養士というのは、病気の人の食事を考えて、栄養指導する仕事ですね。ただ、病院ということもあり、どうしても提案できるメニューに制限があるんです。
食事に関して、私は制限を言いたくないけど、病院としては言わないといけない、そういった状況に違和感がありました。
そんななかで弟が玉島バルBRUNO(同店舗で夜に営業しているバル)を始めました。昼間はお店が空いていてもったいない、それに、自分のお店であれば提案の幅も広がる。
そういった理由もあり、玉島ランチスタンドを始めました。
おすすめメニューの週替わりサプリメントランチ
──おすすめメニューをお聞きしたいです。
永樂──
サプリメントランチランチですね。
週替わりでメニューを考えていて、その時季にあったものをお出ししています。
やっぱり、疲れが出やすい季節もあるんです。メニューを決めるときは、お客さんやスタッフの最近の体調を聞きながら、気温に合わせたものを作っています。
肌で感じたものを食事にしたいですし、食事で病気を予防できたら、とも思います。
──毎週メニューを考えるのはすごいですね。どういったことがモチベーションになっているのでしょうか
永樂──
やっぱり、お客さんの存在ですね。
毎週来てくれる人もいて、「同じメニューは出せない」という気持ちになります。
あとは旬の野菜を手にしたときの、「どんなふうに料理しよう」とわくわくする気持ちもモチベーションかもしれません。
──ありがとうございます。食材のこだわりを教えてください
永樂──
冷凍ではなく、生の良い食材を使いたいです。食材に関しては、農家さんと直接やりとりして届けてもらっています。
新鮮な野菜はその分長持ちするので、結果的にコストも下がると思っています。
永樂さんのこれからの挑戦
──最後に、これからやっていきたいことはありますか?
永樂──
新しいことに挑戦したいです。
倉敷市のあんこスイーツ企画に参加したときは、あんこの炊きかたを覚えて、またひとつメニューの幅が広がりました。
2025年の夏は、「倉敷アフタヌーンティー」に挑戦する予定です。アフタヌーンティーは提供する品数も多く、どんな料理をお出ししようか悩んでいるところです。
それでも、活動の幅は自分で広げないと広がらないので、やってみよう精神で挑戦していきます。
おわりに
新鮮な野菜やていねいに作られたおかずは、食べるだけで「体に良いことをしている」と感じられますよね。玉島ランチスタンドでは、管理栄養士の永樂さんが作る栄養満点のランチを楽しめます。
特に週替わりの「サプリメントランチ」は、おいしさはもちろん、心と体を元気にしてくれるメニューです。また、料理のおいしさの裏には、永樂さんの「食事を通してお客さんに健康を届けたい」という思いがこめられていました。
忙しい毎日で食事がおろそかになりがちなときこそ、思いのこもったランチで心と体を労わってみてはいかがでしょうか。