ハーブで身体もこころも癒される、西蒲区の「kokiriのごはんとおやつ」。
2020年に取材させていただいた「Tea kokiri」。その川端さんが新潟市西蒲区でやっている「kokiriのごはんとおやつ」では、ハーブティーやハーブを使ったごはんやおやつを楽しむことができます。今回は川端さんに、お店を開いたきっかけやお店のこと、5年前と今の変化について、いろいろ聞いてきました。
Kokirのごはんとおやつ
川端 由香里 Yukari Kawabata
1981年新潟市西蒲区生まれ。2013年に「Tea kokiri」をオープンし、県内のイベントにも出店する。2021年に「kokiriのごはんとおやつ」をオープン。Instagramに使えるネタを日々探している。この日のネタは「もつ煮は汁物なのか、煮物なのか」。
コロナ禍ではじまった、ハーブやさんのカフェ。
――約5年ぶりに川端さんにお話を伺います。このお店をオープンするきっかけはどんなものだったのでしょうか。
川端さん:コロナが流行ったのがきっかけですね。それまでは「Tea kokiri」としてイベントに出店していたんですけど、コロナ禍になってからイベントが激減して。どうしようかなと思っていたときに、知り合いを通じて「空き家再生プロジェクト」を紹介していただいたんです。気になって、とりあえず物件を見てみることにしました。
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――それが今のこの場所だったんですね。
川端さん:ここは近くにこども園があるんですけど、物件を見に来ていたとき、ちょうど子どもたちがお散歩していたんです。なんて平和なんだろうって。今はSNSの時代で、ちょっと忙しすぎて疲れちゃうこともあるので、ここだったら忙しさから離れて、ゆっくりしてもらえるかなと思ったんです。
――空き家からお店にするまで、とても大変だったのではないでしょうか……
川端さん:電気と水道以外は新潟大学の学生さんと、ものづくりが好きな父・ひとしに手伝ってもらい、壁を塗ったり棚をつくったり、とっても大変でしたね。
――オープンしたときの喜びはひとしおだったでしょうね。
川端さん:そうですね。でも、オープンした後はお客さんが来なくて、私だけ異世界に飛ばされちゃったのかと思いました(笑)。その後、ようやくカフェとして知っていただけるようになったんですけど、もっとハーブティー屋さんとしても知ってもらいたいと思うようになったんです。
――ふむふむ。
川端さん:そこから、ハーブ講座や料理教室を開催したら、ハーブが好きだったり、勉強している人がよく来てくれるようになったんです。そこから、ハーブ屋さんのカフェとして知ってもらえるようになりました。
普段の食材もハーブ。身体にやさしい魔女のごはん。
──お店の名前のとおり、ごはんとおやつが楽しめるんですね。
川端さん:日替わりの「きょうのおひるごはん」と、定期的に変わる「きょうのおやつ」をご用意しています。
――ここにもハーブが使われているのでしょうか。
川端さん:そうですね。でも、ハーブといってもマニアックなものを使っているわけではないんです。大根やりんご、舞茸もハーブのひとつになんですよ。よく知られている食材を使ったごはんやおやつをご用意しています。
――舞茸がハーブだったなんて、知りませんでした。「きょうのおひるごはん」はオムライスなんですね。
川端さん: 正式には「のぶこのオムライス」なんです(笑)
――「のぶこ」さんとは……?
川端さん:「のぶこ」は私の母なんです。子どものときからずっと「のぶこ」って呼んでいるんですよ(笑)。母はもともと調理師をしていたのもあって、このお店を手伝ってもらっています。
――仲良しな親子だということが、呼び方でわかります。
川端さん:ありがとうございます(笑)。基本的に料理はのぶこが作ってくれているんですけど、レシピは私が考えているんです。オムライスの上にかかっているケチャップもオリジナルのレシピから作っているんですよ。
――ほっこりするような優しい味ですね。「きょうのおやつ」でこだわっていることを教えてください。
川端さん:その季節に地域で採れた食材を使ったおやつを作るように心がけています。おやつの他にやっている、「魔女のお茶会」でも食材には気をつかっていますね。
――「魔女のお茶会」とは、どんなお茶会なのでしょうか。
川端さん:「Tea kokiri」のコンセプトのひとつに「魔女」があったので、そこから「魔女のお茶会」っていう名前にしました。お茶菓子と一緒に、うちのハーブティーをゆっくり楽しんでいただけますよ。
ハーブティーでゆっくりと。自分を大事にする空間。
――さて、このお店のコンセプトを教えてください。
川端さん:ズバリ、癒やしですね。 ハーブティーを飲んでゆっくりしてほしいんです。長居も大歓迎ですよ(笑)。最近だと、子どもたちだけで来てくれて、おやつを食べてくれているんです。その光景を見るだけでほっこりします。
――私、ハーブティーのことあまり詳しくないのですが、どうやって選んだらいいのでしょうか……?
川端さん: そういった方には、体調や気分、苦手な味、アレルギーや服薬中のお薬を聞きながら、一緒にお選びしますよ。他お気軽にお声がけください。
──前回の取材のとき、その人にあったハーブティーを選びたいとおっしゃっていましたね。
川端さん: このお店をつくってから、時間のあるときにお客さんの身体の悩みにあわせてハーブをブレンドすることもあります。最近はハーブに入っている成分にも注目していて、抽出方法も考えながらお出ししていますよ。
――前回のやりたいことができているんですね。改めて、今後の川端さんのやってみたいことを教えてください。
川端さん:ハーブについて、薬膳についてももっと勉強して、より内容のある知識を発信していきたいです。その中で、更年期といった特定の症状にあわせたハーブ講座も開きたいですね。ハーブが好きな人も、今ハーブを勉強中の人にもお店に来ていただけると嬉しいです。
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7人の「ゆかりさん」をあつめて「スナックゆかり」をやってみたいという川端さん。そんなユーモアのある彼女がつくるハーブティーはお店で楽しめるだけではなく、購入して自宅でも楽しめます。店内には可愛らしい雑貨も揃っているので、お気に入りに出会えるかも。また、「魔女のお茶会」は予約制なので、気になる方はInstagramをチェックしてみては。
Kokiriのごはんとおやつ
新潟市西蒲区曽根829-3